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更新日:2026年7月8日

大村市議会

自衛官及びその家族の尊厳を守り、自衛隊とともに歩むまち大村の誇りを確認する決議(令和8年7月)

大村市は、陸上自衛隊大村駐屯地、陸上自衛隊竹松駐屯地、海上自衛隊大村航空基地を有し、長年にわたり自衛隊とともに歩み、発展してきたまちである。

自衛隊は、本市にとって単なる国の防衛機関ではない。災害対応、国民保護、防災訓練、地域行事、青少年育成、市民との交流など、地域社会のさまざまな場面において、市民生活と深く結びついた存在である。

自衛官は、国の平和と独立、国民の生命と財産を守るという崇高な使命のもと、日々厳しい職務に精励している。また、その任務を支える家族も、隊員の使命を理解し、地域の一員として本市とともに歩んでいる。

しかしながら、令和8年6月15日の参議院決算委員会において、古賀千景参議院議員から、自衛官を志す若者を経済的事情と結びつけ、家庭環境によって自衛官になる、ならないを一面的に語る発言がなされた。

この発言は、自衛官の志、使命感、専門性、そして職業選択の尊厳を軽んじるものである。自衛官及びその家族、自衛官を志す若者、さらには自衛隊とともに歩み、隊員と市民が顔の見える関係を築いてきた本市にとって、到底看過できない、極めて不適切で許しがたい発言である。

もとより、防衛政策や自衛隊の在り方について、多様な意見が表明され、議論されることは当然である。しかし、政策論争の名のもとに、自衛官個人やその家族の名誉、志、職業選択の尊厳が損なわれることがあってはならない。

大村市民にとって、自衛官は遠い存在ではない。地域で暮らし、地域を支え、地域とともに汗を流す隣人であり、家族であり、仲間である。

大村市議会は、自衛官及びその家族に心からの敬意を表するとともに、あらゆる偏見や差別的な見方を許さず、市民と隊員の相互理解と信頼関係をさらに深めていくことをここに表明する。

よって、本市議会は、次の事項を決議する。

 

 

 

1.大村市議会は、自衛官及びその家族の名誉と尊厳を守る立場を明確にする。

2.大村市議会は、自衛隊とともに歩み、発展してきた本市の歴史と誇りを次世代に引き継ぐ。

3.大村市議会は、市民と自衛隊員との相互理解及び交流の促進に努める。

4.大村市議会は、自衛官を志す若者が、偏見なく誇りを持って進路を選択できる社会の実現に努める。

5.大村市議会は、防衛政策に関するいかなる議論においても、自衛官個人及びその家族の尊厳が守られるよう努める。

 

以上、決議する。

 

令和8年7月6日

 

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