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更新日:2019年1月1日
大村市議会
去る4月17日、選挙運動中の伊藤一長長崎市長が暴力団員により射殺されるという誠に痛ましい事件が発生した。故人のご冥福をお祈りするとともに、心から哀悼の意を表するものであります。
過去にも長崎市長が右翼団体に襲撃される事件が発生したが、これらの暴挙は、安心で平穏な生活を送りたいという国民の思いを踏みにじるとともに、民主主義と法治国家に対する重大な挑戦であり、極めて憂慮すべき事態であるとともに、強い怒りと憤りを禁じ得ない。
また、近年は、暴力団等の反社会的団体が、地方公共団体などの行政機関に対し、違法・不当な要求を行う「行政対象暴力」も顕著化していると言われており、このような不当要求に対しても断固たる対応が求められている。
よって、本市議会は、関係機関に対し暴力団等の対策強化を要望するとともに、このような事件に臆することなく、市民・行政・事業者等一体となり、改めて暴力追放の気運を高め、暴力のない明るく安心して暮らせるまちの実現に向け、全力をあげて邁進することを決意するものであります。
以上、決議する。
平成19年5月14日
大村市議会
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