【国民生活センター】新型コロナを口実にATMへ誘導する還付金詐欺
事例
- 事例1
60歳代女性の事例は「「3万円の還付金がある」と市役所を名乗る電話があり、口座のある銀行名を聞かれ答えた。その後、その銀行を名乗り「新型コロナの影響で65歳以上は銀行に入れないのでショッピングセンターのATMに行くように」と電話があった。不審だ」というものでした。
- 事例2
60歳代女性の事例は「役場を名乗る電話があり「介護保険料の返金がある。新型コロナの影響で返金期限が早まり手続きは本日までだ。携帯電話と通帳を持って銀行のATMへ行き、指定の電話番号に電話し指示どおりに操作するように」と言われたが詐欺ではないか。」というものでした。
国民生活センターからの「ひとこと助言」
- 役所などの公的機関や金融機関の職員が還付金手続きのためにATMの操作をするよう連絡することは絶対にありません。
- 「お金が返ってくるのでATMに行くように」という電話があったら還付金詐欺です。相手にせず、すぐに電話を切ってください。
- 新型コロナを口実にしてATMへ誘導する手口もみられます。心当たりがあっても、指示された番号に電話はかけず、役所の担当部署に確認してください。
- 不審な電話があったら、すぐに大村警察署(電話番号:0957-54-0110)や大村市消費生活センターなどにご相談ください(警察相談専用電話「#9110」消費者ホットライン「188」)。
本情報は、独立行政法人国民生活センター発行の「見守り新鮮情報第408号(令和3年11月9日)」からの情報をもとに編集・発行しています(本文イラスト:黒崎玄)。
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