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更新日:2021年12月16日

【国民生活センター】染毛剤の使用前には必ずパッチテストを

事例

60歳代男性の事例は「インターネット通販で購入した白髪染めを使用したところ、かゆみがあり、しばらくすると目が充血し、腫れて開かなくなった。下唇も腫れ、両腕と頭皮に湿疹が出た。病院に行き、処方された薬を飲んだら1週間ほどで改善した。再度使用すると、また同じ症状が出た」というものでした。

染毛剤の使用前には必ずパッチテストを

国民生活センターからの「ひとこと助言」

  • ヘアカラーリング剤の中でも白髪染めなどの酸化染毛剤は、主成分によりアレルギー性の皮膚炎を起こしやすい傾向があります。
  • 初めてのアレルギー症状が軽かった場合でも、治まった後に再度使用すると、だんだん症状が重くなり、重篤な症状が現れるケースもあります。染毛剤を使用する際は、必ず毎回パッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行いましょう。
  • これまで染毛剤で異常を感じたことのない人でも、使い続けるうちに突然アレルギーを発症することがあります。かゆみ、赤み、痛みなどの異常を感じた場合は、使用をやめ、医療機関を受診してください。

本情報は、独立行政法人国民生活センター発行の「見守り新鮮情報第411号(令和3年12月14日)」からの情報をもとに編集・発行しています(本文イラスト:黒崎玄)。

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