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更新日:2024年10月24日
子宮頸がんは、子宮の入口付近にでき、その原因として、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が考えられています。このウイルスは、性的接触により子宮の入り口の粘膜の細胞に感染し、細胞の変化を起こしますが、多くの場合は免疫の働きで自然に消えます。しかし、一部の人で排除されずに「がん」になってしまうことがあります。
子宮頸がん予防のため、ワクチンの接種と合わせて、2年に1度は定期的に子宮頸がん検診を受診するよう心がけましょう。
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対象年齢の人に、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種のお知らせを通知しています。
接種日時点において市内在住で、小学校6年生~高校1年生相当の年齢の女子
勧奨を差し控えている間に定期接種の機会を逃した人へ、現在接種の機会が提供されています。接種を希望する人は、次のリンクなどで内容を事前に確認した上で、接種してください。
接種日時点において市内在住で、平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子
3回(過去に1回または2回接種した人は、残りの回数のみ)
令和4年4月1日~令和7年3月31日
(注記)期間を過ぎて接種する場合、全額自己負担となります。
まだ1回も接種を受けていない人が全額公費で接種を受けるためには、遅くとも9月末までには1回目接種を完了する必要があります。
全額自己負担で接種する場合、シルガード9(9価)を3回接種すると、約8万円かかります。
ワクチンの種類や接種する年齢によって、接種の回数や間隔が異なります。いずれのワクチンも、半年から1年の間に決められた回数を接種します。
1回目の接種後から6カ月の間隔をあけて、合計2回接種します。
ただし、この方法をとることができない場合は、1回目の注射から5カ月以上の間隔をおいて2回目を行います。
1回目の接種後から2カ月、2回目の接種後から4カ月の間隔をあけて、合計3回接種します。
ただし、この方法をとることができない場合は、1回目の注射から1カ月以上の間隔をおいて2回目を行った後、2回目の注射から3カ月以上の間隔をおいて3回目を行います。
2カ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6カ月の間隔をおいて3回目の接種を行います。
ただし、この方法をとることができない場合は、1回目の注射から1カ月以上の間隔をおいて2回目を行った後、2回目の注射から3カ月以上の間隔をおいて3回目を行います。
1カ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6カ月の間隔をおいて3回目の接種を行います。
ただし、この方法をとることができない場合は、1カ月以上の間隔をおいて2回目を行った後、1回目の接種から5カ月以上、かつ2回目の接種から2カ月半以上の間隔をおいて3回目を行います。
HPVワクチン接種は、原則同じ種類のワクチンで実施します。ただし、サーバリックスまたはガーダシルで規程の回数の一部を完了し、シルガード9で残りの回数の接種を行う交互接種については、医師とよく相談した上であれば、実施して差し支えないとされています。
現時点で、交互接種における免疫原性や安全性に関する懸念は報告されていません。詳しくは次のリンクをご確認ください。
シルガード9と同様、1回目と2回目の間隔を2カ月以上、2回目と3回目の間隔を4カ月以上あけて接種します。
ただし、当該方法をとることができない場合は、1回目と2回目の間隔を1カ月以上、2回目と3回目の間隔を3カ月以上あけて接種します。
シルガード9と同様、1回目と3回目の間隔を6カ月以上あけて接種します。
ただし、当該方法をとることができない場合は、2回目と3回目の間隔を3カ月以上あけて接種します。
接種の際は、事前に各医療機関へお問い合わせください。
次のPDFをご確認ください。
県外など指定医療機関以外の医療機関で予防接種を受ける場合は、事前に申請が必要です。詳しくは、次のリンクからご確認ください。
県外などで予防接種を受ける人へ
キャッチアップ接種対象者で、定期接種の年齢を過ぎてHPVワクチンを自費で受けた人へ、接種費用を払い戻します(償還払い)。
なお、払戻しの対象ワクチンはサーバリックス(2価ワクチン)とガーダシル(4価ワクチン)に限定していましたが、令和6年10月1日からシルガード9(9価ワクチン)を追加しました。ただし、シルガード9での払戻し額は、サーバリックスおよびガーダシルの接種費用相当額を上限とします。
キャッチアップ接種の対象者で、次の項目を全て満たす人
令和8年3月31日まで
次の書類をこども家庭課(こどもセンター内)へ提出(受付時間:平日8時30分~17時15分)。
注射した部分の痛みや腫れ、赤み、かゆみ、出血、不快感、疲れた感じ、頭痛、腹痛、筋肉や関節の痛み、じんましん、めまいが起こることがあります。
また、まれに緊張や不安などをきっかけに気を失う、呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー(アナフィラキシー)、手足の力が入りにくいなどの症状(ギラン・バレー症候群という末梢神経の病気)、頭痛、嘔吐、意識低下などの症状(急性散在性脳脊髄炎という脳などの神経の病気)が起こることがあります。
接種後に気になる症状が現れたら、まずは接種した医療機関を受診してください。
接種した医療機関での対応が困難など、より専門的な診療が必要な場合は、接種した医療機関へ相談の上、協力医療機関を受診できます。
(注記)協力医療機関とは:HPVワクチン接種後に広範な疼痛または運動障害を中心とする多様な症状がある患者に対して、より身近な地域において適切な診療を提供するため、都道府県単位で選定した医療機関のことです。
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