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更新日:2024年10月22日

帯状疱疹ワクチンの種類や効果および副反応

種類や効果

帯状疱疹ワクチンは、「不活化ワクチン」と「生ワクチン」の2種類あり、接種方法や効果、副反応などが異なります。

帯状疱疹ワクチンを接種するか、どちらのワクチンを接種するかは、次の内容を確認の上、予防接種の効果や副反応などを十分に理解した上で、接種の判断を行い、必要に応じて医師にご相談ください。なお、帯状疱疹ワクチン接種は、法律に基づかない任意の予防接種であり、接種する義務はありません。

帯状疱疹ワクチンの比較表(PDF:566KB)

(注記)大村市の帯状疱疹ワクチン予防接種費用助成事業の対象は「不活化ワクチン」のみです。

不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)

  • 接種方法:筋肉内注射
  • 接種回数:2回(1回目接種後、2カ月経過後に2回目接種)
  • 接種料金:1回あたり、20,000円~25,000円程度
  • 発症予防効果の推移:1年目(97.7パーセント)、6年目(88.5パーセント)、10年目(73.2パーセント)

生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)

  • 接種方法:皮下注射
  • 接種回数:1回
  • 接種料金:1回あたり、7,000円~10,000円程度
  • 発症予防効果の推移:1年目(67.5パーセント)、5年目(37.2パーセント)

有効性の持続期間

  • 不活化ワクチン:約10年程度
  • 生ワクチン:約5年程度

有効性の持続期間は、各報告における条件や背景因子などが異なることから、有効性の数値を単純に報告間で比較することは適当ではないことにご留意ください。

持続期間変更

副反応

ワクチン接種後には、体内で免疫ができる過程で、さまざまな症状(副反応)が現れることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復していきます。

接種を希望する場合は、次の副反応を十分に理解した上で、判断してください。

また、接種後、副反応と思われる症状がでた場合は、接種した医療機関などにご相談ください。

不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)

  • 副反応(注射部位):疼痛(79.1パーセント)、発赤(37.4パーセント)、腫脹(24.2パーセント)など
  • 副反応(全身症状):筋肉痛(36.9パーセント)、疲労(34.6パーセント)、頭痛(28.3パーセント)、悪寒(21.4パーセント)、発熱(16.7パーセント)、胃腸症状(12.0パーセント)など
  • 非常にまれにアナフィラキシーなど、重篤な副反応が現れることがあります。

生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)

  • 副反応(注射部位):発赤(44.0パーセント)、そう痒感(27.4パーセント)、熱感(18.5パーセント)、腫脹(17.0パーセント)、疼痛(14.7パーセント)、硬結(13.5パーセント)など
  • 副反応(全身症状):発疹(5パーセント未満)、倦怠感(5パーセント未満)など
  • 非常にまれにアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎など重篤な副反応が現れることがあります。

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お問い合わせ

福祉保健部国保けんこう課総務グループ

856-8686 大村市玖島1丁目25番地 本館1階

電話番号:0957-53-4111(内線:152,629)