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更新日:2021年11月17日
ジフテリア、破傷風の2つの病気が予防できるワクチンが混ざっているものです。
ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主にのどからですが、鼻からも感染します。ジフテリアは症状が出ない保菌者を通じて感染することもあります。症状は高熱、のどの痛み、犬が吠えるような咳、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。
破傷風はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、筋肉の強直性けいれんを起こします。最初は口が開かなくなるなどの症状があらわれ、やがて全身の強直性けいれんを起こすようになり、治療が遅れると死に至ることもある病気です。
接種対象年齢:11歳~13歳未満
接種回数・接種方法:1回皮下接種
接種液(ワクチン):二種(ジフテリア・破傷風)混合ワクチン
主な副反応としては、注射部位が赤くなったり、はれ、しこりなどの局所反応があります。
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