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更新日:2024年1月10日
旧福重村草場(現松原一丁目)にあった禅宗の寺院です。もともとは真言宗の寺院で、郡七山十坊の一つです。寺領130石余りを有したと伝えられ、郡七山の中では最も大きな寺院でした。
境内には「為東光院阿闍梨性元也 正和五年十二月八日建立之 前十一月初四日丑克逝去 在世七十六年而己」という銘文を持つ石塔の竿石が残っています。これは正和5年(1316年)11月4日に亡くなった東光寺住職性元の墓石の一部です。ここに刻まれている正和5年の年号は、大村地方に残る金石史料のなかでは、最も古い年に当たります。
天正2年(1574年)にキリシタンによって壊されました。江戸時代に入り、正保4年(1647年)には、この地に薬師堂が建立され、現在に至ります。石祠の中に安置されている銅造薬師如来坐像は、大村市有形文化財に指定されています。
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