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更新日:2024年1月10日
ここは、近世大村藩の家老・大村彦右衛門家の墓所です。大村彦右衛門家は藩主大村家の一族で、近世初頭の当主、大村彦右衛門純勝の通称から、現在は彦右衛門家と呼ばれています。
純勝は、大村家4代の主君(純忠、喜前、純頼、純信)に仕え、藩政初期での藩の基礎固めに尽力しました。特に、3代・純信の跡目相続では、大村藩を取り潰しの危機から救い、その活躍から名家老と呼ばれました。そのため、純勝の子孫は代々家老職を務めることが認められ、同じく跡目相続で活躍した松浦右近家とともに「両家」と呼ばれました。
現在、純勝の巨大な笠塔婆の墓を中心に、一族の墓が並んでいます。当初は純勝の墓のみが指定を受けていましたが、藩の家老家の格式を伝える墓所として、平成24年に墓域全体を史跡に指定しました。
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