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更新日:2024年8月21日
皆さんが安心して医療機関を受診できる医療体制を今後も維持するために、守ってほしいことがあります。
上手な医療のかかり方を、皆さんも一緒に考えてみませんか。
皆さんはかかりつけ医をお持ちですか。
「普段風邪もひかないから、かかりつけ医はないんだよなあ」「そもそも、かかりつけ医ってなんだっけ」そんな人も多いかもしれません。
まずはかかりつけ医に相談することで、皆さんの健康面や経済面にもメリットがあります。
平成25年日本医師会提言によると、「かかりつけ医」とは「健康に関することを何でも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要なときには専門医、専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」を意味します。
つまり、かかりつけ医とはみなさんにとって「自分の体調について、気軽に安心して相談でき、いざというときには専門医につないでくれる地域のお医者さん」と言えます。
あなたの身近なe-お医者さんでは、町丁名・診療科目などの条件を選択して検索ができます。
詳しくは、次のリンクをご確認ください。
(注記)休診などがありますので、必ず電話で医療機関に確認のうえ受診してください。
医療情報ネットは、診療日や診療科目といった一般的な情報に加え、対応可能な疾患・治療内容、提供しているサービスなど、さまざまな情報から全国の医療機関・薬局を検索することのできるシステムです。
詳しくは、次のリンクをご確認ください。
休日・夜間では多くの医療機関が対応時間外となっており、かかりつけ医に受診できないこともあります。休日・夜間の体調不良に備え、事前に受診先と相談先を確認しておきましょう。
「この症状で受診すべきかわからない」「今すぐ受診すべきか」「受診できる医療機関を知りたい」「自宅療養の注意点を知りたい」といったご相談は、#(シャープ)7119や#(シャープ)8000などの電話相談を活用ください。
詳しくは、次のリンクをご確認ください。
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消防庁がリリースしている全国版救急受診アプリ「Q助」や日本小児科学会が開設しているサイト「こどもの救急」では、質問に答えることで、急を要する状態か、しばらく様子を見ることができる状態かを確認できます。
詳しくは、次のリンクをご確認ください。
適正受診・適正服薬という言葉は、「適正な受診」「適正な服薬」という意味です。「なるべく医療機関を受診しない」「なるべく服薬しない」といったものではありません。
むやみに受診・服薬をすることで、皆さんの金銭的負担が増えるだけでなく、新たな健康問題を引き起こす可能性があります。
また、医療資源には限りがあります。症状が軽く緊急を要しない人が救急車を利用したり、時間外受診を行うことで、本当に医療を必要としている人に医療を届けられなくなります。
あなたの大切な人も、明日には救急医療が必要になるかもしれません。必要な人が必要な医療を受けられるよう、ご自身の受診のタイミングや受診先について考えてみましょう。
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