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更新日:2025年1月24日
本情報は、独立行政法人国民生活センターからの情報をもとに編集・掲載しています。
自宅の固定電話に総務省を名乗り「これから2時間後に通信できなくなる」という電話がかかってきた。
非通知設定からの着信だった。突然通信できなくなることはないはずなので、明らかにおかしい。総務省をかたっていると思い電話を切ったが、他にも同様の電話がかかる可能性があるので情報提供したい。(70歳代女性)
「2時間後にこの電話が使えなくなる。オペレーターと話す人は1番を押すように」という自動音声の電話がかかってきた。
1番を押し、男性のオペレーターとつながった。内容を確認してもらうために住所、氏名、生年月日を伝えた。相手にどこからの電話であるかを確認するため、電話番号や会社名を尋ねたが、NTTカスタマーセンターとしか言わず、その後「間違いでした」と言って一方的に電話を切られた。
個人情報を伝えたので、今後、請求書などが届くのだろうか。また、個人情報が悪用されてしまうのだろうか。(50歳代女性)
総務省やNTT東日本およびNTT西日本をかたり、「2時間後に電話が使えなくなる」などの不審な電話に関する相談が寄せられています。
相談事例を見ると、「2時間後に電話が使えなくなる」という自動音声ガイダンスが流れ、さらに「1番を押してください」などとボタン操作を誘導するアナウンスが流れ、1番を押すとオペレーターとつながり、個人情報を聞き出すケースが確認されています。
非通知や知らない番号からの電話は、不審な電話のおそれがありますので、普段から慎重になりましょう。電話で個人情報は絶対に伝えないでください。自動音声ガイダンスが流れた場合には、最後まで聞かずに電話をすぐ切ることも大切です。
高齢者の消費者トラブルを防ぐためには、身近にいる周りの人が日頃から高齢者の生活や言動、態度などを見守り、変化にいち早く気づくことがとても重要です。遠くに離れて暮らしている場合でも、定期的に電話をして様子をうかがい、不審な電話があった場合には個人情報を伝えないように伝えてください。
商品購入や契約に関するトラブル、多重債務の悩みなどがありましたら、まず大村市消費生活センターにご相談ください。
その他、悩みや心配・困りごと、誰に相談したらよいか分からないことについては、市民110番にご相談ください。
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