【注目情報】今から考えておきたいデジタル終活
消費生活センターなどに寄せられた、デジタル遺品に関する相談事例を紹介し、遺された家族が困らないようにするための「デジタル終活」について情報提供します。
本情報は、独立行政法人国民生活センターからの情報をもとに編集・掲載しています。
相談事例
- 故人が利用していたネット銀行の手続きをしたくてもスマホが開けず、ネット銀行の契約先がわからない。
- コード決済サービス事業者の相続手続きが1カ月以上たっても終わらない。
- 故人が契約したサブスクの請求を止めたいが、IDとパスワードがわからない。
相談事例からみる特徴
- 故人のスマホやパソコンなどのパスワードがわからない場合、第三者がロック解除することは困難。
- ネット上の資産は本人以外が実態を把握することが難しく、相続手続きに時間がかかることがある。
- サブスクは解約手続きをしない限り請求が続いてしまう。
ひとこと助言
- 万が一の際に遺族がスマホやパソコンのロック解除ができるようにしておきましょう。
- ネット上の資産やサブスクの契約は、サービス名・ID・パスワードを整理しておきましょう。
- エンディングノートの活用も検討しましょう。
- 自分自身に何かあったときに備えて、スマホなどのアカウントにアクセスできる人を指名できるサービスを活用しましょう。
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