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更新日:2022年11月17日

【国民生活センター】シルバーカー選び方と使い方について

事例

事例1

右足が不自由なため身内がシルバーカーを買ってくれた。舗装されていない細い道を押しながら歩いていたところ、シルバーカーごと転倒してしまった。左大腿骨を骨折し、手術をして人工骨を入れ、1カ月以上の入院となった。(70歳代女性)

事例2

シルバーカーを押して歩いていたところ、シルバーカーが横断歩道の段差でひっかかり転倒し、両ひざに打撲傷を負った。車道側に転倒し危なかった。(80歳代女性)

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国民生活センターから「ひとことアドバイス」

  • シルバーカー(歩行補助車)は、自立歩行ができる主に高齢の人が移動や買い物などに使用するものです。手すりなどにつかまらなければ歩行できない人や、歩行に介助が必要な人などには向きません。
  • シルバーカーには荷物の運搬や休息できる座面が付いたものなど、さまざまなタイプがあります。購入の際は、専門の知識を持つ福祉用具専門相談員、作業療法士、理学療法士などに相談したり、実際にキャスターの動きやブレーキの効きも試してみて、使用目的や必要な補助の程度に合った商品を選びましょう。
  • 歩道などで段差を無理に乗り越えようとすると、バランスを崩し転倒する恐れがあります。また、ホームと列車の隙間や踏切レールの隙間は危険です。押したまま電車に乗らない、踏切では路線に対して直角に横断するなど、注意してご使用ください。
  • 危険なのでエスカレーターは絶対に利用しないでください。

本情報は、独立行政法人国民生活センター発行の「見守り新鮮情報第437号(令和4年11月15日)」からの情報をもとに編集・発行しています(本文イラスト:黒崎玄)。

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市民環境部地域げんき課大村市消費生活センター

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