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更新日:2019年1月1日

大村市議会

第10回市民と議会のつどい「語ってみゅーか」報告書(平成24年10月)

開催日時

平成24年10月29日(月曜日)・30日(火曜日)19時00分

参加人数

平成24年10月29日(月曜日)

議員

場所

参加人数

1

川添・城・里脇・村崎・村上(信)・古閑森

竹松住民センター

30

2

永尾・中瀬・三浦・朝長・園田

松原住民センター

15

3

大崎・田中(守)・神近・水上・村上(秀)

福重住民センター

13

4

前川・伊川・山北・田中(秀)・北村・山口

三浦住民センター

31

平成24年10月30日(火曜日)

議員

場所

参加人数

1

川添・城・里脇・村崎・村上(信)・古閑森

萱瀬住民センター

22

2

永尾・中瀬・三浦・朝長・園田

鈴田住民センター

34

3

大崎・田中(守)・神近・水上・村上(秀)

市コミセン会議室

14

4

前川・伊川・山北・田中(秀)・北村・山口

中地区公民館

28

ご意見・ご要望の対応結果

地区

ご意見・ご要望

議会の対応(市側からの回答も含む)

大村

医療費削減対策が講じられているが、効果はどのようになっているのか。

市側から「ジェネリック薬品(後発医薬品)の普及促進、多受診・複数受診者への指導など、さまざまな医療費削減対策を講じているほか、食育・健康づくりの推進や特定健診の受診率向上対策などを通じて、生活習慣病の予防や重症化の抑制を図っている。これらの事業に対して、具体的な効果額を算出することは難しいが、ジェネリック医薬品については、大村市の普及率が平成23年9月現在で27.7%となっており、5,700万円程度の医療費削減効果が出ているのではないかと考える」との回答。議会においても、市政一般質問や委員会などで各種事業に対する費用対効果を算出するよう要望しています。

大村

大村の市立図書館は蔵書整理に10日間も休館するが、長すぎるのではないか。他市は2、3日の休館で済んでいる。

市側から「蔵書整理に要する日数は図書館の規模により異なるが、他市の状況を調査したところ、3~14日であった。大村市立図書館は平成23年度までは10日間であったが、平成24年度から7日間(平成25年2月28日~3月6日)に短縮している」との回答。

大村

常盤保育園、明治牛乳付近の道路約40mは、道幅が狭く側溝蓋もない。通学路としては危険である。

市側から「市長宛てに要望書が提出されており、早期改善に向け整備を計画すると回答した」との回答。議会においても、現地確認を行い、早急な改善を行うよう要望しました。

大村

長崎リハビリテーション学院付近の市道に危険箇所があるので対策を講じてほしい。

市側から「市長宛てに要望書が提出されており、沿道住民のご理解が得られれば対策を講じるとの回答を行ったが、町内会臨時総会において『安全対策のための要望等は行わない』、『住民の意見集約も行わない』と議決したとの報告を受けた」との回答。

大村

雨天時、パールハイム付近の市道に砂利が流出し、道路に散乱している。市へ何回も連絡している。

市側から「所有者に対し流出防止対策を講じるよう依頼している」との回答。議会においても、現地確認を行い、対策を講じるよう要望しました。

西大村

大村市は行政委員の手当が他市と比べて少ないのではないか。

市側から「他市の状況を調査したところ、本市の行政委員手当は他市と比べて決して低い状況ではなかった。今後、行政委員の皆さまの声をお聞きし検討したい」との回答。議会においても、町内会の統廃合、地域や時代に合った手当の見直しなどを要望していきます。

西大村

西大村地区は大きな地区であり、中地区住民センターの利用が多すぎる。パトロールカーの講習場所としても利用できなかった。建替えの計画はないのか。

市側から「平成22年度からアセットマネジメント調査を実施しており、調査終了後に定められる基本方針を受け、平成25年度末までに改修・建替え等の判断を検討する。ただ、教育委員会が所管する施設については、小学校等を優先的に整備する方針であるため、中地区公民館はその後になると思われる。当面は、防衛省補助金の活用や駐車場区画の拡大などについて調査研究を進めたい」との回答。

西大村

馬場崎で深夜に花火をする若者がいる。禁止できないか。

市側から「大村警察署に確認したところ、玩具花火の騒音を取り締まる法令はないので、パトロールを強化し、通報があれば現場確認を行い、住民の安眠に支障をきたす恐れがある場合は指導・協力要請を実施する。また、少年補導の対象者であれば、補導して保護者に引き渡すなどの処置を行う」との回答。

西大村

入国管理センター跡地の多目的広場など、球技には莫大な予算を使用しているが、市民プールの活用がなされていない。環境センターの熱源を利用し、温水プールにしてはどうか。

市側から「現在の環境センターでは、熱源を温水プールに利用できる設備がなく、また市民プールまでは距離があり対応できない。環境センターの建替えの際に、隣接地に温水プールを建設できないか研究させていただきたい」との回答。議会においても、先進地視察を行うなど、この分野についての調査研究を行っており、費用対効果を検証した上で実施の是非を検討するよう要望していきます。

西大村

大村空港駅を作ると聞いたが、どうなっているのか。また、フリーゲージトレインはどうなっているのか。

市側から「大村空港駅の建設については予定していない。フリーゲージトレインについては、実用化に向けて耐久試験等の走行試験が行われている。現在、試験走行は四国で行われているが、今後は熊本・鹿児島間で走行試験に入る予定である」との回答。

西大村

新幹線の環境破壊については研究しているのか。全市民に公表すべき。

市側から「新幹線は、二酸化炭素の排出量を考えた場合、航空機の5分の1、乗用車の8分の1の排出量となる環境にやさしい乗り物である。騒音・振動など沿線地域の環境への影響は否めないものがあるが、国の環境基準を達成するため、防音壁等さまざまな対策を行いたい」との回答。議会においても、市政一般質問や委員会などで周辺の環境対策を十分に行うよう要望しています。

西大村

九州新幹線長崎ルートは山形新幹線のように拡幅すべきではないか。

市側から「九州新幹線長崎ルートは、在来線と新幹線が行き来できるフリーゲージトレインで運行する予定であるため、線路幅を拡幅する必要はない。なお、武雄・長崎間については、現在、トンネル工事等を行っている」との回答。

西大村

久原駅の新設についての進捗状況を。論議は行われているのか。

市側から「久原駅については、市の財政的理由により休止状態となっているが、財政状況を見極めながら、地域や利用者のニーズを十分把握し、取り組んでいきたい」との回答。

西大村

大村浜屋の撤退について、事前に情報を入手し、阻止はできなかったのか。

市側から「大村浜屋撤退の情報は、商店街の方も知らなかったことであり、市としても把握できず、阻止もできなかった。なお、平成25年4月より規模を縮小して浜屋大村サロンとして営業される」との回答。

西大村

鈴田峠の交通渋滞対策はどうなっているのか。

この問題についての請願書を採択し、国道34号の早期整備を求める意見書を国・長崎県に対して提出しました。今後も、市と一体となって国へ要望していきます。

竹松

行政は歴史、観光への取組みが甘すぎる。歴史、観光に特化したプロジェクトチームを立ち上げる必要があるのではないか。

市側から「市民の方や関連事業者等で構成される『歴史を活かしたまちづくり戦略協議会』を立ち上げ、協議会において検討・策定された観光振興計画に沿って、各種事業に取り組んでいる」との回答。

竹松

富の原、黒丸地区の宅地開発に条例等で規制をかけられないか。道路が狭かったり、袋小路が多く、大変不便である。

市側から「宅地開発は、都市計画用途地域等で定められた土地利用に沿って行われており、開発の規模(面積)によっては市や県との協議が必要となる。宅地開発に伴い設置される道路については、道路の幅員、転回広場等の基準が定められており、これに準じた設置が義務付けられている。また、道路の幅員が4メートルに満たない狭い道路に接した敷地に建物を建築する際は、建築基準法で定められた幅員が確保されるよう、壁面後退が義務付けられている」と回答。

竹松

竹松本町第2町内に公園をつくってほしいと要望しているが実現していない。グラウンドゴルフなどは隣の町内の場所を借りている。市の方針を確認したい。

市側から「現在の財政状況では厳しいが、中長期的視野に立ち、公園の再整備計画を見直していきたい」との回答。

萱瀬

黒木地区の避難場所は記念会館となっているが、より近くの公民館の方が良いのではないか。また、災害時に地区外の職員が避難所を見にきたが、地元の職員を配置すべきではないか。

市側から「避難場所の指定は、約100人以上収容可能で丈夫な構造の施設であることを前提としている。災害発生時においては、担当課ごとに各職員の役割が分担されており、必ずしも避難場所近くに住む職員を配置するようにはなっていない。今後、職員の配置については検討していきたい」との回答。

萱瀬

高齢者が運転免許証を返納した場合、バスやタクシーの無料チケット配布などの助成は考えられないか。

市側から「他市の状況を確認し、警察署など関係機関とともに運転免許証の自主返納に対する支援制度について研究したい」との回答。議会においても、交通弱者に対する支援について先進地視察を行うなど調査研究を行っています。

萱瀬

イノシシ、アライグマの被害が甚大である。鳥獣被害対策は他にないのか。

市側から「防護柵の設置の推進と設置後の管理指導、猟友会への駆除の委託、農業水産課内で編成している捕獲実施隊による防護・捕獲・棲み分けの3対策による被害防止対策を行っているが、今後は特区制度を活用して、各地区に捕獲隊を組織し、地域ぐるみでの鳥獣被害対策の強化を図っていきたい」との回答。議会においても、アライグマ等が市街地に侵入してくる前に早急な対策を講じるよう要望しています。

福重

新幹線建設について、市の広報が不足しているのではないか。

市側から「市のホームページ、市政だよりを通じて広報を行っているが、今後はさらに力を入れて周知を図っていきたい。また、広報活動の一環として、24年度は長崎延伸に合わせ市内小学生を対象に絵画コンクールを行った」との回答。

松原

松原地区の活性化には道路整備が必要と考えているが、久原線が沖田で止まるのは納得できない。松原まで引っ張ることによって相乗効果が出る。国や県に要請してもらいたい。また、発電所周辺の住宅開発、松原小学校の児童数減少対策も検討していただきたい。

議会においても、市政一般質問や委員会などで多くの議員がこの問題について取り上げ、松原地区の活性化を図る総合的な施策の検討を行うよう市側に要望しています。

松原

松原出張所のトイレを洋式にしてもらいたい。

市側から「出張所の改修については、地域住民の声をお聞きしながら、総合的に検討し対応していきたい」との回答。議会においても、各出張所のトイレの洋式化を要望しています。

松原

介護保険料が高く、年金生活者にとっては非常に厳しい。生活保護の受給者の方が裕福にしている状況である。サービスを受けている人から多く徴収したり、競艇事業の利益を回すことはできないのか。

市側から「介護保険制度は、介護を必要としている方を社会全体で支えあうことを目的としており、介護保険給付費に係る費用は、2分の1を公費で賄い、残り半分を被保険者の方が公平に負担することとされているのでご理解をいただきたい。なお、保険料については、本人や家族の所得段階に応じた額となっており、本市においては、きめ細かい負担調整を図るため、所得段階を9段階から11段階に変更するなど、所得の低い方の負担を抑えるよう努めている。また、本市独自の減免制度も設けているので、詳しくは長寿介護課にご相談いただきたい」との回答。議会においても、サービスを利用していない高齢者への取組みなどについて、先進地視察を行うなど調査研究を行っています。

松原

新幹線関係の測量において、地権者の同意を得ないまま、測量前日に地権者宅を訪問しているらしいが、問題ではないか。

市側から「地権者の同意を得て測量を実施するようにしたい。今後はそのようなことがないよう鉄道・運輸機構に強く要請する」との回答。

松原

新幹線が通るという理由で国は災害復旧に対応しない。市が対応を行ったが、これは市の負担で行うべきではない。

市側から「被災した松原1丁目の農道は、道路廃止及び付け替計画(新幹線用地買収予定)があり、災害復旧事業での採択申請は不適との判断をした。しかし、利用者が多く、地元受益者での復旧は被災規模的に困難な状況であったため、市予算の予備費を充用し緊急に復旧を行ったものである」との回答。

松原

松原駅に快速列車を停車させれば、久原駅ができたときに、市役所、国立医療センター、大村高校等へのアクセスが便利になるので、松原地区の人口がふえるのではないか。

市側から「快速列車は、都市間輸送の強化及び速達性の確保を図るため、長崎・佐世保間の主要駅に停車しており、停車駅は一定の利用者が見込まれる駅が中心となっている。今後、JR九州とともに調査研究していきたい」との回答。

松原

雇用促進住宅を企業社宅としてリニューアルし、そこに入居する児童を松原小学校へ通学させるということは考えられないか。福重地区から松原小学校に通学する児童もいる。

市側から「雇用促進住宅については、平成23年度までに廃止するとの決定がなされ、市に対して購入依頼があったが、財政的に厳しく断念している。現在存在しているものは、東日本大震災の影響等により、平成26年3月まで廃止が延期されているもので、市として対応はできないが、一企業が購入されるのは問題ないと考える」との回答。

松原

松食い虫の被害で松が枯れている。早急に対応してもらいたい。

市側から「24年度中に枯れた松を伐採し、羽化したカミキリ虫が他の松に線虫を運ぶのを防ぐとともに、6、7月にかけて薬剤を散布し、飛来したカミキリ虫を駆除する。また、被害に遭っていない松には薬剤を樹幹注入し被害を予防する。考えられる手段を全て実行し、これ以上被害が起きないようにしたい」との回答。議会においても、保全すべきエリアを決め、十分な防除を行うよう要望しています。

鈴田

住民主導型地域活性化事業について、他の地区が何をしているのかわからない。

市側から「各地区が実施した事業の報告会を開き、情報の共有を図るとともに、出張所長には市内8地区の実施事業一覧表を配布する予定である。また、市ホームページにも事業内容一覧を掲載し、市民への周知を図っていく」との回答。議会においても、出張所を通じ各町内会長に本事業の周知を図るよう要望しています。

鈴田

出張所に手すりの設置を要望したところ、市長はすぐに付けるという話であったが、既に数ヶ月が経過している。議会からもプッシュしてほしい。

市側から「平成24年12月に各出張所(7カ所)の手すりの取り付けを完了した」との回答。

鈴田

新幹線開通で客を呼び込むには観光施設が不足している。また、大村駅周辺が衰退するのが心配である。どの分野に特化していくべきか議論してもらいたい。

市側から「新幹線開通の効果を最大限に活かせるよう重点的に取り組んでいく。本市のPRを広域的に官民一体で行う一方、新幹線で訪れた観光客に満足してもらうため、二次交通手段の確保、観光サインの整備、観光メニュー作りなどに取り組んでいきたい」との回答。議会においても、市政一般質問や委員会において、多くの議員がこの問題について取り上げ、本市への設置が決定した車両基地の観光資源化やレトロ機関車の運行など、さまざまな観光政策を提案しています。

鈴田

独居老人や介護が必要な方の支援については、どのような議論があっているのか。

市側から「現在、民生委員の活動の中で高齢者の見守り訪問等が月1回程度取り組まれており、了解を得られた方については安心ネットワークを組み、緊急時に近隣の支援が受けられるようになっている。また、関係機関、団体で構成される『高齢者等見守りネットワーク協議会』を立ち上げるとともに、モデル地区2町内における実態調査を踏まえ、見守り体制について協議を行った。今後も民生委員、町内会などと連携しながら、見守りネットワークづくりに取り組みたい」との回答。議会においても、市政一般質問などで高齢者の見守り活動の現状と課題について確認を行っています。

鈴田

新幹線建設について、大村市はどれだけの費用を負担しているのか。費用対効果はあるのか。

市側から「平成20年の認可時において、県が試算した事業費から大村市の負担額は8億700万円となっている。平成24年の見直しで事業費は増額になっているが、まだ具体的な数字は示されていない。新幹線開通により観光客の増加が見込めることから、費用対効果はあると考える」との回答。議会においても、本市の負担額の動向について注視しています。

鈴田

子どもたちの国際化への対応については、どのような取り組みがなされているか。

市側から「外国語教育の充実のため、外国語指導助手を13人雇用し、中学校英語科には週4時間のうち2時間、小学校外国語活動には2回に1回の割合で授業に参加できるよう配置している。また、小学校3年生以上の総合的な学習の時間において、『国際理解教育』をテーマにさまざまな活動を実施している学校もある」との回答。

鈴田  西大村

大村市の中学校給食はいつから開始されるのか。

市側から「平成25年8月末から供用開始する小学校給食センターについて、施設状況や運用状況などを十分に検証し、その結果を中学校給食センター建設に活かす必要がある。中学校給食の実施は、小学校給食センター供用開始から最短でも3年程度の期間が必要と考えている」との回答。

鈴田

子どもたちの心の健康を推進する施策を。

市側から「学校での心の教育は、道徳の時間を要としながら学校教育全体で行っている。また、ボランティア活動、地域との交流など体験的活動を充実させるとともに、心を育てる読書活動を推進するため、学校司書配置による読書環境の整備を行っている」との回答。

鈴田

学校給食を無料化できないか。

市側から「保護者には食材費相当額を給食費として負担していただいているが、市全体で年間約3億円になる。これを市単独で無料化することは困難である」との回答。

鈴田  西大村

学校給食費の未納対策はどのように進めていくのか。

市側から「教育総務課の職員体制を強化し、電話催告、催告書郵送、訪問徴収等を実施するとともに、必要に応じて学校長や教頭との同行訪問徴収も行っている。平成24年度12月末現在で、約40%程度未納額が減少している」との回答。

三浦

かんさく会館の維持管理費について市の補助をお願いできないか。地元で運営していくのは厳しく、住民主導型地域活性化事業の補助金を使うしかないと考えている。

市側から「直接補助をすることは困難だが、地元と協議し共に知恵を出し合いながら、できる限りの支援をしていきたい」との回答。議会においても、市政一般質問や委員会でこの問題について取り上げるなど、今後の市の動向について注視しています。

三浦

三浦地区では救急車を呼んで40分後に来たという事例があった。対策を検討していただきたい。

市側から「近年、三浦地区の一部を管轄する西諫早分署の救急件数が増加し、実際に救急車での搬送が必要ない方の利用もふえていることから、県央消防本部において『救急車適正利用の啓発チラシ』を作成し、市内各世帯に配布している。また、市においても、鈴田・三浦地区の救急防災体制を充実させるため、県央消防本部に南分駐所の設置を要望している」との回答。

三浦

市民病院に二次救急の役割を求める。

市側から「二次救急医療の役割は市立大村市民病院が担っているが、全国的な医師不足などにより、現在は小児科と内科系の一部(火、木曜日以外の夜間と休日)の救急医療を休止している。そのため、市では市民病院の指定管理者に対して、従来の24時間体制の救急医療を再開していただくよう要望を行っているほか、大村市こどもセンター内に『大村市夜間初期診療センター』を設置し、医師会、長崎医療センター、市民病院のご協力のもと、夜間(19時から22時まで)の小児、内科系急病者の初期診療を行うなど、限定的な対応ではあるが、地域の救急医療体制の崩壊を防ぐ対策を講じている」との回答。議会においても、市政一般質問や委員会でこの問題について取り上げるなど、今後の大村市の救急医療の方向性について注視しています。

三浦

地域振興策として、かんさく市を展開し地場産品を販売しているが、道の駅にできないか。

市側から「現在、鈴田地区中里町において道の駅『長崎街道鈴田峠(仮称)』の整備計画を進めている。道の駅設置基準では、既存施設から半径10km圏域外が目安とされており、かんさく市と鈴田峠が半径3km程度の距離であるため、道の駅にすることは困難である」との回答。

三浦

大村公園については、大手門の改築や名称を「大村城址公園」とするなど、歴史公園としての情報発信が必要ではないか。また、三城城址についても情報発信をしていない。大村は長崎よりもはるかに優れた歴史のまちであり、整備を進めていただきたい。

市側から「大村公園の名称変更は、事務手続き上は可能であるが、現在の名称が定着していることから困難と思われる。大手門の改築については現在計画していない。三城城跡については、歴史のまち大村市の拠点として、今後も可能な範囲で活用していきたい」との回答。

三浦

西部町山頂の産廃施設は経営形態が変更され、県に対し新たに許可申請がなされているが、地域住民は反対集会や署名運動を展開し、住民説明会も拒否している。これまでも悪臭被害に悩まされており、土壌や地下水、大村湾の環境汚染、農作物の風評被害を懸念している。

地元の意見を県に伝えるよう市側に要望し「地元の意見を要望書などの形で県へ提出したい」との回答を得ました。また、この問題についての請願書を採択し、その処理の経過及び結果を報告するよう市側に請求しました。

三浦

大村湾の浄化について、どのような取組みをしているのか。汚染によりナマコやタコの漁獲高が激減している。

市側から「水産資源の維持・回復のため、ナマコ、サザエ等の種苗放流を実施している。浄化の取組みとしては、漁業従事者を中心に、浮遊ゴミや堆積物の除去、有害海草・生物の除去、海底の耕うん等を実施し、有用魚介類の生育環境の改善や水産資源の回復を図るとともに、水酸化マグネシウムの活用により、底質悪化の改善を図る実証試験を実施している。また、湾沿岸の5市5町や県などで構成する『大村湾をきれいにする会』においては、年に11回、湾内に浮遊するゴミを回収、処分するとともに、美化推進事業として『大村湾をきれいにしよう!』キャンペーンや大村湾沿岸一斉清掃を実施している」との回答。議会においても、「大村湾をきれいにする湾沿岸議員連盟」を結成し、大村湾の環境保全や水産振興の適正利用を図るため、県知事要望などの活動を行っています。

その他の資料

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お問い合わせ

議会事務局 議事調査グループ

856-8686 大村市玖島1丁目25番地 別館2階

電話番号:0957-52-3828(直通)

ファクス番号:0957-52-3828