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更新日:2020年11月26日
結核菌の感染によって起こります。日本の結核患者はかなり減少しましたが、毎年、2万人を超える患者が発生しており、大人から子どもへ感染することも少なくありません。また、結核に対する抵抗力(免疫)は、お母さんからもらうことができないので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力(免疫)が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。
BCG接種後は、接種した部分を日陰で乾かしてください。
接種後10日頃に接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さいうみができることがあります。この反応は、接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後は、かさぶたができて接種後3か月までには治り、小さな傷あとが残るだけになります。これは抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然に治るので、包帯をしたり、絆創膏をはったりしないで、そのまま清潔に保ってください。ただし、接種後3か月が過ぎても接種のあとがジクジクしているようなときは、医師の診察を受けてください。
接種をした側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがあり、ただれたり、大変大きく腫れたり、まれに化膿して自然に破れてうみが出ることがあります。このようなときは、医師の診察を受けてください。
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