がん検診
がんは早期発見、早期治療が大切です
日本人の「2人に1人」ががんになり、「3人に1人」ががんで命を落としています。
がんにかかっても、初期の段階では、多くの場合ほとんど自覚症状がないため、症状が現れた頃には、すでにがんが進行しているケースも少なくありません。
しかし、有効な治療法や治療薬の開発などにより、早期に発見して適切に治療すれば、完治するケースも多くなってきました。
そのため、定期的に検診を受けて、がんを早期に発見することがとても重要になります。
大村市が実施するがん検診・がんリスク検査
大村市に住民登録ががあり、職場などで受診の機会がない人は、健康保険の種類に関わらず、市の助成を受けて受診することができます。
主要ながん検診(厚生労働省が指針を定めるもの)
その他のがん検診・がんリスク検査
このほかにも、各種健診事業を実施しています。詳しくは、「健康のしおり」をご確認ください。
がん検診を受けるには
市内の医療機関で受診する(通年)
受診したい検診を行っている医療機関を選び(参考:大村市内個別健診指定医療機関一覧(PDF:90KB))、医療機関に直接予約してください。その際「大村市のがん検診が受けたい」とお伝えください。
集団健診で受診する
コミセン、各住民センターなどで市が指定する日に健診車が巡回します。(参考:集団健診日程(PDF:293KB))
事前に、国保けんこう課(53-4111、内線145)にお申し込みください。
がん検診の内容、対象者、料金など
- 内容:「胃部エックス線(バリウム)検査」または「胃カメラ検査」のいずれかを選択
- 受診間隔:年度に1回
- 自己負担額:個別健診1,400円、集団健診700円
集団健診では「胃部エックス線(バリウム)検査」のみ実施しています。
- 内容:胸部エックス線検査(65歳以上の人は結核検診を兼ねます。)
- 受診間隔:年度に1回
- 自己負担額:個別健診150円、集団健診150円
個別健診の場合、特定健診・後期高齢者健診と別に受診される場合は、300円追加
- 内容:便検査
- 受診間隔:年度に1回
- 自己負担額:個別健診150円、集団健診150円
個別健診の場合、特定健診・後期高齢者健診と別に受診される場合は、300円追加
子宮頸がん検査
- 内容:子宮頸部の細胞診
- 受診間隔:2年度に1回
- 自己負担額:個別健診800円
子宮体がん検査
子宮頸がん検査の検診時に何らかの異常があり、医師の判断で必要と認められた場合に実施します。
- 内容:マンモグラフィ(乳房エックス線検査)
- 受診間隔:2年度に1回
- 自己負担額:900円
- 内容:視触診、エコー(乳房超音波検査)
- 受診間隔:年度に1回
- 自己負担額:600円
- 内容:血液検査
- 受診間隔:年度に1回
- 自己負担額:個別健診300円、集団健診300円
個別健診の場合、特定健診・後期高齢者健診と別に受診される場合は、300円追加
肝炎ウイルス検査(40歳以上で、過去に一度も検査を受けたことがない人)
- 内容:B型・C型肝炎ウイルスに関する血液検査
- 自己負担額:個別健診300から500円、集団健診300円
ピロリ菌抗体検査(40から69歳で、過去に一度も検査を受けたことがない人)
- 内容:血液検査
- 自己負担額:個別健診200円、集団健診200円
個別健診の場合、特定健診または胃がん検診と別に受診される場合は、300円追加
がん検診で重要なこと
- 定期的に検診を受けることが大切です。(乳がんマンモグラフィ・子宮がん検診は2年に1回、それ以外は1年に1回)
- 検診の結果、精密検査が必要となった場合など、医療機関の受診を勧められたら必ず受診してください。
- がん検診のメリットとデメリット