勁草-しなやかで折れない勁い心を育てる-

　「勁草」とは、中国の歴史書「後漢書・王覇伝」に「疾風勁草（疾風に勁草を知る）」とあります。これは、激しい風が吹いているときこそ、つよい草かどうかが分かるという意味です。このことから勁草とは、逆境に見舞われてもしなやかで折れないつよい人というたとえです。人は、社会生活において、大人に限らず子どもも人間関係等による様々なストレスを受けながら生活しています。それらのストレスをすべて取り除くことはできず、ストレスとうまく付き合うこと（レジリエンス）が求められます。そのためには、しなやかで折れないつよい心をもつことが必要です。そこで、ストレスマネジメントや人間関係調整のスキル、自己調整学習にかかわるスキル等を身に付けさせるためのワークを毎週1回10分間全校で取り組んでいます。