子どもの事故予防
子どもの死因において「不慮の事故」による死亡は、病気を含む全ての死因の中で上位にあります。
そして「不慮の事故」による死因は、おおむね「窒息」「交通事故」「溺水」が上位にあり、交通事故を除く「不慮の事故」の発生場所は家庭内が大半となっています。
子どもの発達の各段階でどのような事故が起こりやすいか、そして、子どもの周辺環境をどのように見直せばリスクを軽減できるかを考え、各家庭で事故予防に取り組みましょう。
子どもの事故の具体例(0歳~6歳)
0歳から6歳(小学校に入学前の未就学児)の子どもに予期せず起こりやすい事故の具体例を紹介します。事故に対する注意ポイントやもしものときの「応急手当方法」は次のファイルをご確認ください。
こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック(こども家庭庁)(PDF:1,956KB)
窒息・誤飲事故
- 就寝時の窒息事故(0歳~1歳くらい)
- ブラインドやカーテンのひも、洗濯機への閉じ込めなどによる窒息(0歳~6歳くらい)
- たばこ、お酒などの誤飲(0歳~3歳くらい)
- ボタン電池、吸水ボール、磁石などの誤飲(0歳~5歳くらい)
- 食事中に食べ物で窒息(0歳~6歳くらい)
- 包装フィルム、シールなどの誤飲(0歳~3歳くらい)
- 医薬品、洗剤、化粧品などの誤飲(0歳~3歳くらい)
- おもちゃなど小さな物で窒息(0歳~6歳くらい)
転落・転倒事故
- ベランダなどからの転落(1歳以上)
- 窓や出窓からの転落(1歳以上)
- 大人用ベッドやソファからの転落(0歳~1歳くらい)
- ベビーベッドやおむつ替え時の台からの転落(0歳~1歳くらい)
- 椅子やテーブルからの転落(0歳~1歳くらい)
- 階段からの転落、段差での転倒(0歳~1歳くらい)
- 抱っこひも使用時の転落(0歳~1歳くらい)
- ベビーカーからの転落(0歳~2歳くらい)
- ショッピングカートからの転落(1歳~2歳くらい)
- 遊具(すべり台、ジャングルジム、ブランコなど)からの転落(2歳以上)
- ペダルなし二輪遊具、キックスケーターなどで転倒(2歳以上)
自転車・自動車関連の事故
- 車のドアやパワーウインドウに挟まれる事故(0歳~3歳くらい)
- 車内での熱中症(0歳~6歳くらい)
- チャイルドシート未使用または誤使用による事故(0歳~6歳くらい)
- 子ども乗せ自転車での転倒(0歳~6歳くらい)
- 自転車に乗せた子どもの足が後輪に巻き込まれる、スポーク外傷(0歳~6歳くらい)
- 道路上などでの事故(1歳以上)
- 機械式立体駐車場での挟まれ事故(1歳~6歳くらい)
水まわりの事故
- 入浴時に溺れる(0歳~5歳くらい)
- 浴槽へ転落し溺れる(0歳~2歳くらい)
- 洗濯機、バケツや洗面器などによる事故(0歳~5歳くらい)
- ビニールプールやプールでの事故(1歳以上)
- 海や川での事故(2歳以上)
- ため池、用水路、排水溝、浄化槽での事故(2歳以上)
やけど事故
- お茶、みそ汁、カップめんなどでのやけど(0歳~2歳くらい)
- 電気ケトル、ポット、炊飯器でのやけど(0歳~2歳くらい)
- 暖房器具や加湿器でのやけど(0歳~2歳くらい)
- 調理器具やアイロンでのやけど(0歳~2歳くらい)
- ライターや花火でのやけど(2歳~6歳くらい)
挟む・切る・その他の事故
- カミソリ、カッター、はさみなどの刃物やおもちゃでのけが(0歳~2歳くらい)
- 小さな物を鼻や耳に入れる(0歳~3歳くらい)
- テーブルなどの家具で打撲(0歳~3歳くらい)
- ドアや窓で手や指を挟む(1歳~3歳くらい)
- キッチン付近の包丁、ナイフでのけが(1歳~6歳くらい)
- タンスなどの家具を倒して下敷きになる(1歳~6歳くらい)
- 歯磨き中に歯ブラシでの喉突きなどの事故(1歳~6歳くらい)
- エスカレーター、エレベーターでの事故(0歳~6歳くらい)
- スマートフォンなどの充電時に起きる事故(0歳~6歳くらい)
- 転倒によりぶら下げていた水筒が腹部にあたる事故(3歳以上)
- 子どもの熱中症(0歳以上)
子どもの事故予防に関する情報
こどもを事故から守るプロジェクト事業(Love(アンド)Safetyおおむら)
平成23年3月に、大村市と特定非営利活動法人「Love&(アンド)Safetyおおむら」が協働して、転倒や転落、遊具の欠陥や異物の誤飲など、日常生活に潜在する子どもの事故発生要因を解消し、子どもの安全な生活環境の整備を図るために開始した事業です。
平成28年3月には、大村市と同法人は「子どもを事故から守るための連携に関する協定書」を締結し、子どもたちの安心安全な社会環境づくりに、より一層取り組むこととなりました。
事業内容
- 市内の保育施設などから子どもの事故に関する情報の収集を行い、専門の研究機関で事故を解析します。
- 分析した結果を、関係機関などで共有できるようにします。
- 市民を対象としたLove&(アンド)Safetyフェスタや小学生のための心肺蘇生法講習会の開催により、子どもの事故防止を啓発します。
- 保育施設などの関係者を対象とした子どもの事故予防セミナーを開催し、安全な保育・教育環境の整備を進めます。