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更新日:2025年4月16日
三重県四日市市や神奈川県川崎市、福岡県北九州市などの工業地帯では、昭和40年代大気汚染がひどく、ぜんそくや呼吸器系の病気などが発生しました。現在は「大気汚染防止法」に基づく工場や事業所への排出規制や、自動車などの排気ガス規制などの対策により汚染が減少しています。
大気汚染については、一酸化炭素や二酸化窒素、硫黄酸化物、光化学オキシダント、微小粒子状物質(PM2.5)、浮遊粒子状物質(SPM)などの物質が県や国により測定・監視されており、ばい煙・粉じんなどを発生する工場・事業所などへの規制や監視が県によって行われています。
近年、春先に発生する光化学オキシダントやPM2.5などの粒子状物質による汚染が問題となっています。
大気中でこれらの物質の濃度が高くなると、目がチカチカしたり、ぜんそく・気管支炎などの症状を引き起したりする可能性があります。また、循環器系に悪影響を及ぼすおそれもあり、このような事態が懸念される場合は、県から「注意報」などが発令されます。
大気汚染物質の「注意報」などが発令された場合は、屋外での運動などは控えてください。また、目やのどに刺激を感じるときは、洗眼やうがいなどを行い、県央保健所衛生環境課(電話番号:0957-26-3305)や環境保全課へご連絡ください。
微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報は、次のリンクをご確認ください。
微小粒子状物質(PM2.5)
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