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更新日:2025年2月27日
微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊している2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1ミリメートルの1千分の1)以下の小さな粒子です。
PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの30分の1程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。
主な発生源としては、自動車や航空機などの人為起源のものと土壌などの自然起源のものがあり、発生源から粒子として排出されるものや、ガス状の物質として排出されたものが大気中で化学反応を起こし粒子化するものがあります。大村市で観測されているPM2.5については、市内で発生するものよりも大陸からの越境など外部からの影響が大きいと考えられます。
環境基準とは、人の健康の保護および生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準のことです。
具体的な数値目標として、「一年平均値が15μg/立方メートル(マイクログラム・パー・立方メートル)以下であり、かつ、一日平均値が35μg/立方メートル(マイクログラム・パー・立方メートル)以下であること」と定められています。
なお、基準を超過した場合でもただちに人の健康に影響が現れるというものではありません。
県は大気汚染状況について、PM2.5の速報値としてインターネットや電話の自動応答により情報を提供しています。
県内のPM2.5の数値が著しく高くなり、人体に健康被害を及ぼすおそれがある場合、県は次のように対象区域別に注意喚起を行います。
(注記)1,2に該当しない場合であっても、日中の濃度上昇によりPM2.5濃度の日平均値が70マイクログラムを明らかに越えると予想される場合には、関係市町と協議のうえ、注意喚起を行います。(14時~18時の各時間帯で判断)
PM2.5濃度の日平均値が70マイクログラムを超えると予想される場合は、各判断時間の1時間後までです。
翌日の0時に自動解除されます。
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