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更新日:2025年7月30日
ミカンコミバエは、かんきつ類やびわなどに大きな被害を与える害虫であり、台風などの強風により東アジアや東南アジアなどから国内へ飛来するため、農林水産省植物防疫所が長崎県・JA・大村市と協力し、侵入の有無を確認するためにトラップ(わな)を設置して侵入を警戒しています。
侵入が確認された場合は、直ちに防除対策を実施しています。なお、人体への毒性・寄生性はありません。
現在、ミカンコミバエの定着・まん延を防止するため、トラップなどで発生状況を定期的に調査するとともに、テックス板(誘殺板)の設置による予防的な防除(初動防除)を実施しています。
詳しくは、次のファイルをご確認ください。
ミカンコミバエは、ミカンやビワ、イチゴ、トマトなどの果実に卵を産み付けます。採り残した果実や地上に落下した果実は発生源となる可能性が高いので、決して放置せず、必ず地中深くに埋設するか、ビニール袋に入れて処分するなどの対応をお願いします。
まん延防止に向けては、初期の防除が極めて重要です。地域一体となった取組みをお願いします。
市内各所に設置されている調査用トラップで、次のとおりミカンコミバエの誘殺が確認されています。
ミカンコミバエのまん延を防止するため、農林水産省植物防疫所が県・市・JAと協力し、確認された地点を中心に半径2キロメートル円内の地域にテックス板を設置しました。
また、確認された地点から半径50メートル円内にベイト剤を散布しています。
(注記)テックス板とは:約4.5センチメートル四方の植物質繊維の板に誘引剤と殺虫剤を含ませたもので、自然に土に還る素材で作られています。
ミカンコミバエが確認された地点を中心に、半径5キロメートル円内に設置します。
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