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更新日:2025年7月28日
県央地区(大村市)を含む長崎県内の感染症(インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症など)の発生状況は、長崎県ホームページで毎週木曜日に公表しています。また、大村市医師会ホームページでも、市内のインフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の診断者数を公開しています。
詳しくは、次のリンクをご確認ください。
ヘルパンギーナは、発熱とともに、のどに痛みと水疱が現れる「夏かぜ」の一種で、乳幼児を中心として主に夏期に流行します。県央地区(大村市を含む)における定点当たり報告数は、2025年第29週(7月14日~7月20日)で警報レベルの「3.40」でした。
感染経路は、主に経口感染(糞口感染:便と一緒に排せつされたウイルスが口に入って感染すること)、接触感染、飛まつ感染です。
急性期には、のどからウイルスが排せつされるため、せきをした時のしぶき(飛まつ)により感染します。また急性期から回復期(発症後2~4週間程度)にかけて、便からウイルスが排せつされるため、便が付いたおむつや下着などに触れた後は、しっかり手洗いしてください。
ヘルパンギーナには発病を予防できるワクチンや薬はありません。日頃から「手洗い・うがい」といった感染対策を生活習慣にすることが大切です。
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伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。小児を中心にみられる流行性の発しん性の病気で、両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることもあります。
伝染性紅斑の県央地区(大村市を含む)における定点当たり報告数は、2025年第29週(7月14日~7月20日)で警報レベルの「2.00」でした。
飛まつや接触によって感染するため、手洗いやマスク着用などの感染症対策を心がけましょう。
詳しくは、次のリンクをご確認ください。
インフルエンザをはじめとする感染症の予防には、「手洗い」「マスクの着用を含む咳エチケット」などが有効です。
特に、高齢者や基礎疾患のある人が感染すると、重症化するリスクが高まります。高齢者と会ったり、通院や大人数で集まったりするときは、マスクの着用を含めた感染症対策へのご協力をお願いします。
咳や痰などの症状がある場合は、他の人への感染を防ぐため、「マスクの着用を含む咳エチケット」を心がけることが重要です。
予防接種は、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある人など、罹患すると重症化する可能性が高い人には効果が高いと考えられます。
接種を希望する人は、医師にご相談の上、予防接種の効果と副反応などを十分にご理解いただき、接種の判断をしてください。
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