風しん
風しんとは
- 風しんは、風しんウイルスによる感染症で、患者さんの咳やくしゃみなどによって感染します。
- 流行は、春先から初夏にかけて多くみられます。
- 潜伏期間は14日から21日で、主な症状は発疹、発熱、リンパ節の腫れなどです。
- 妊娠初期の女性が風しんに感染すると、難聴や心疾患、白内障などを持った赤ちゃん(先天性風しん症候群)が生まれる可能性があります。
予防のために
予防には次のことに気をつけましょう。
- 外出後の手洗い、うがい、咳エチケットなどに気をつきましょう。
- 急な全身性の発疹や発熱などの症状が現れたら、早めにかかりつけ医師などを受診しましょう。
- 受診の際には、マスクを着用する、咳エチケットを守るなど、感染を広げないよう注意してください。
- 確実な予防のためには、予防接種が有効です。定期予防接種対象の人は確実に接種していただくとともに、妊娠適齢期の人や予防接種歴が不明の人などは、必要に応じて、かかりつけ医師にご相談ください。
妊婦への感染を予防しましょう
妊婦を守る観点から、特に、次のいずれかにあてはまる人のうち、抗体価が十分であると確認できた人以外は、妊婦への感染を予防するため、任意での予防接種を受けることをご検討ください。
- 妊婦の夫、子どもおよびその他の同居家族などの、妊婦の周囲の人
- 10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者または妊娠する可能性の高い人)
- 産褥早期の女性
風しんの抗体検査・予防接種
成人男性の風しん抗体検査および予防接種
令和7年3月31日まで、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性に対し、風しんの免疫の有無を確認するための抗体検査および予防接種を無料で実施しています。
詳しくは、次のリンクをご確認ください。
県央保健所における抗体検査
県央保健所にて、妊娠を希望する女性と妊婦の同居家族を対象として、風しんの免疫の有無を確認するための抗体検査を無料で実施しています。
詳しくは、次のリンクをご確認ください。
こどもの予防接種(麻しん風しん混合第1期・第2期)
詳しくは、次のリンクをご確認ください。