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更新日:2025年4月25日

アライグマの被害防除

アライグマの基本情報

  • 原産地:北アメリカ原産で1970年代に飼育個体の逃亡や遺棄などにより自然繁殖、全国で生息が確認されています。
  • 形態:タヌキによく似ていますが、眉間の黒い筋や尾の縞模様、手足の形状が異なります。体長65~90センチ、体重4~10キロ、縞模様のふさふさとした長い尻尾が特徴です。
  • 食性:雑食性で植物の種子、果実などから小型の哺乳類、鳥やカエル、カニや昆虫まで幅広い食性があります。
  • 繁殖:年に1回、5月頃に3~6頭の子を出産し、通常1年で性成熟します。
  • 行動:夜行性で、なわばりを持たず、冬眠しません。メスは子供を連れて行動します。

アライグマ画像

生息状況

大村市では、平成23年10月に松原地区野岳町で初の捕獲。以来、捕獲頭数が増加し、生息数は不明であるものの、生息地域を拡大させながら増加傾向にあると推測されます。

被害状況

主にみかん、ぶどう、イチゴ、スイカ、落花生、およびとうもろこしなどの食害が報告されています。とても手先が器用なため、他の動物と違い特徴的な食害跡が多くみられます。

食害の写真

みかんの食害

みかん食害の写真

スイカの食害

すいか食害の写真

被害対策

市では農林水産省と環境省から確認を受け、「大村市アライグマ防除実施計画書」を策定しています。市が主催する「アライグマ被害防止研修会」を受講することで、狩猟免許をもっていない人でも、年間を通して大村市内全域でのアライグマの捕獲が可能です。

「アライグマ被害防止研修会」は個別でも対応できます。詳しくはお問い合わせください。

実施計画書の内容は、次のファイルをご確認ください。
大村市アライグマ防除実施計画書(PDF:304KB)

アライグマに関する注意

アライグマは愛らしい外見と異なり、非常に獰猛です。噛む力も強く、鋭いキバを持っていますので、不用意に触れると大けがをする可能性があります。

縞模様の尻尾を持つ動物を見たときは、十分にご注意ください。

よくある質問

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お問い合わせ

農林水産部農林水産振興課農地保全グループ

856-8686 大村市玖島1丁目25番地 第2別館1階

電話番号:0957-53-4111(内線:255、264)

ファクス番号:0957-54-9567