上小路周辺地区街なみ整備助成事業を活用した修景整備(助成金の申し込み)を募集します
街なみ整備助成事業
大村市では、武家屋敷や石垣・石塀により玖島城址の城下町の面影が残る上小路周辺地区を景観形成重点地区として指定しています。
この地区において、城下町の面影を残し、より魅力的な街なみになるような基準を満たす修景整備を行う人に対し、費用の一部を補助する「街なみ整備助成事業」を開始します。
整備前
整備後
補助の対象地
補助の対象となるのは、景観形成重点地区内の「歴史的地区」、「商店街地区」、「入口地区」として指定している次の路線に接している土地にある建築物などになります。
対象路線
一般国道34号、市道本小路南川内線、市道大村公園線、市道杭出津2丁目本小路線、市道片町町墓線、市道大村小学校上小路線、市道小姓小路線、市道日向平小姓小路線、市道鵜山本小路線(次の図の黄色線の道路)
申し込み
募集期間
令和6年6月1日~10月31日(予算がなくなり次第終了)
申し込み方法
申込書様式に必要事項を記入し、次の添付書類を添えて提出をお願いします。
申込書様式
添付書類
- 設計図書(位置図、平面図、断面図、構造図など)
- 工事費内訳書(費用にかかる見積書など)
- 修景を行う部分の現況のカラー写真
- その他市長が必要と認める書類
注意事項
- 原則として、年度内に工事が完了することが条件となります。
- 補助金の交付については、審査を行い決定します。なお、補助金は修景整備の工事完了後に交付します。
- 地区内に新築などを検討される場合はご相談ください。
大村市街なみ整備助成事業補助金交付要綱(PDF:137KB)
補助金の額
補助金の額は、予算の範囲に応じて次の修景工事ごとの対象経費の4分の3となります。(限度額あり)
建築物等の設計
- 基本設計、実施設計または工事監理に要する経費
限度額:10万円
住宅、店舗、事務所、倉庫、物置、車庫その他これらに類する建築物などで市長が認めるもの
- 新築、増築、改築、大規模な修繕または大規模な模様替えに要する経費
限度額:120万円
- 屋根、外壁の色彩の変更に要する経費
限度額:80万円
建設設備および広告物などで市長が認めるもの
- 屋外に露出し景観を阻害している給排水設備、空調設備、電気設備などおよび広告物の除去、隠ぺいまたは改善に要する経費
限度額:30万円
本格石垣、本格石塀および本格土塀
- 整備に要する経費
限度額:100万円
- 補修に要する経費
限度額:50万円
石塀風および土塀風
板塀
門
生垣
ブロック塀、フェンスその他これらに類する建築物などで市長が認めるもの
補助対象の基準
基準は、次のとおりです。
住宅、店舗、事務所、倉庫、物置、車庫その他これらに類する建築物などで市長が認めるもの
屋根
- 切妻造り、入母屋造りまたは寄棟造りであること。
- 黒色または銀黒色の日本瓦桟瓦葺きであること。
- 屋根の勾配は、伝統的建造物と一致すること。
- 建造物本体と調和した軒の出を有すること。
外壁
- 漆喰塗り、板張りなどの伝統的な建築様式を取り入れること。
開口部および玄関
- 格子および建具は、木製とすること。ただし、市長が認める場合は、木目調または黒色などでつや消しの鋼製とすることができる。
- 出入口の格子引戸は、木製とすること。ただし、市長が認める場合は、木目調または黒色などでつや消しの鋼製とすることができる。
色彩の変更
- 外観の過半を変更し、かつ、その色彩を無彩色または周囲の環境と調和のとれる色彩とすること。
建設設備および広告物などで市長が認めるもの
- 空調、給排水などの設備その他これらに類する建築設備は、通常望見される位置には、露出しないようにすること。
- 露出した既存の建築設備は、周囲の環境と調和のとれる色彩とすること。
- 広告物などは、除去、隠ぺいまたは改善行うこと。
石垣および塀
石垣、石塀、土塀、板塀、漆喰風塗り仕上げのブロック塀その他これらに類する和風の塀とすること。
門
数奇屋門、歌舞伎門その他これらに類する和風の門とすること。
生垣
在来種の生垣またはこれに類する生垣とすること。