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更新日:2022年6月14日
水道水には、皆さまに安心して使っていただけるよう法律で水質基準が定められています。
水質基準項目は、人の健康の保護の観点から設定された項目と、生活利用上障害が生ずる恐れの有無の観点から設定された項目からなり、水道水は常に水質基準に適合することが求められています。
また、水道水には衛生上必要な措置として消毒のための遊離残留塩素を0.1mg/L(ミリグラムパーリットル)以上保持することが定められています。しかし、残留塩素濃度が高いとおいしさを損ないかねません。そのため、浄水場での塩素注入率を必要最低限にとどめ、中継配水池での追加塩素注入などを行うことで、よりおいしい水の供給を目指しています。
大村市上下水道局では、水道水の水質を良好に保つよう水源から蛇口にいたるまできめ細かな水質管理を行うことにより、安全でおいしい水を供給できるように努めています。
水道事業者は、「水質検査計画」を毎事業年度の開始前に策定し公表することが法律で義務づけられています。
「水質検査計画」とは、水道事業者が水道の水質検査について皆さまにわかりやすく説明するために、水質検査の項目、地点、頻度などを示した計画のことです。
大村市上下水道局ではこの計画に沿って水質検査を行い、その結果を公表することで水道水が安全であることをお知らせしていきます。
水質検査計画について皆さまのご意見をお寄せください。ご意見は今後の水質検査計画作成にあたり参考とさせていただきます。
また、水質検査結果の詳しい内容や最新の結果は大村市上下水道局で公表していますので、お気軽にお問い合わせください。
大村市上下水道局浄水課水質管理グループ
前記のような症状の場合は、水道水中に含まれるミネラル分が原因と考えられますので飲んでも人体への影響はありません。
一日最大15,000立方メートルの水が坂口浄水場に送られています。
萱瀬ダムや貯水池から送られてくる水を安心して飲むことができる水道水にしています。一日最大30,000立方メートルまでの水を処理することができます。
一日2,450立方メートルの水が坂口浄水場に送られます。
現在、坂口浄水場では、1日に約20,000立方メートルの水道水を作っています。この水道水を作るために、次のような薬品を使っています。ここで薬品の主なはたらきを紹介します。
水の消毒に用います。
凝集剤です。濁り物質を固め沈みやすくします。
水道管のサビなどを防ぎます。
水の中の臭いなどをとります。
川の水や地下水などの自然の水は、そのままでは飲めないため、安心して飲める水につくりかえて皆さまのご家庭へお届けしています。
自然の水は、ダムや貯水池に集められ浄水場へ送られます。そこで沈澱池やろ過池などを通りながらすきとおったきれいな水となり、次亜塩素酸ソーダという薬品で消毒して飲むことのできる水に生まれ変わります。
ダムや貯水池の水が最初に入ってくるところです。
水の中に含まれる鉄分などを酸化させ沈みやすくします。
水の臭いをとる活性炭やごみなどを固めるための凝集剤を入れます。
PAC(凝集剤)で水中のごみなどを固めて(フロック形成)沈みやすくします。
フロックを沈め、取り除きます。
沈澱池で沈まないフロックを砂でろ過し完全に取り除きます。
次亜塩素酸ソーダで水を消毒します。
安心して飲める水をいつでも使えるように貯めておきます。
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