大村市におけるトマトキバガの誘殺について
トマトキバガとは
トマトキバガは、トマトやナス科の植物などに被害を与える害虫であり、令和3年10月に熊本県で国内最初の発生が確認され、その後、鹿児島県、大分県、福岡県とその範囲を広げており、令和4年3月には長崎県内でも発生が確認されていました。侵入要因としては、中国・台湾から風に乗り九州に飛来した可能性が疑われています。
誘殺の状況
市内に設置されている調査用トラップで、次のとおりトマトキバガの誘殺が確認されています。
- 令和4年度:大村市沖田町で4頭(5月26日、10月7日、10月24日、11月28日)
- 令和5年度:大村市沖田町で1頭(4月26日)
トマトキバガの対策
- 今までは登録農薬がないことから、植物防疫法第29条第1項に基づき、国が示す農薬を使い防除が可能と整理されていましたが、このたび、農薬が登録されましたので、同法による防除は終了となり、登録農薬での防除へ移行となりました。詳しくは次のリンクをご確認の上、防除を行ってください。
新しい害虫(トマトキバガ)にご注意ください(長崎県)(外部サイトへリンク)
- トマトキバガに食害されたトマトやばれいしょなどは、新たな発生源となりますので、畑や家庭菜園で発見した場合には、速やかに除去し処分してください。