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更新日:2022年2月8日
ミカンコミバエは、かんきつ類やびわなどに大きな被害を与える害虫であり、台風などの強風により東アジアや東南アジアなどから国内へ飛来するため、農林水産省植物防疫所が長崎県、JAおよび大村市と協力し、侵入の有無を確認するためにトラップ(わな)を設置して侵入を警戒しており、侵入が確認された場合は、直ちに防除対策を実施することとしています。
なお、人体への毒性・寄生性はありません。
現在、ミカンコミバエの定着およびまん延を防止するために、トラップなどにより発生状況を定期的に調査するとともに、テックス板(誘殺板)の設置による予防的な防除(初動防除)を実施しています。
市内各所に設置されている調査用トラップで次のとおり計6頭のミカンコミバエの誘殺が確認されています。
ミカンコミバエのまん延を防止するため、農林水産省植物防疫所が県、市およびJAと協力し、確認された地点を中心に半径5キロメートル圏内4,400箇所にテックス板を設置するとともに、発生源となる不用果実の除去についても生産者へお願いをしています。
テックス板による初動防除をこれまで行ってきましたが、未だ県内全域では広がりが見られることから、植物防疫所および長崎県がヘリコプターによる航空防除を実施しました。
この航空防除では、有人ヘリコプターを用いて、山林などへテックス板を目視で一つ一つ散布しました。なお、住宅地、田畑、河川、水源地、登山道などは散布しません。
散布密度は1ヘクタールあたり3枚となっています。
有人ヘリコプターを用いて、山林等へテックス板を目視で散布し、ミカンコミバエを駆除する防除法です。
目視によって人の有無を確認しながらの作業となるため、低空飛行することがあります。また、騒音などが予想されますが、ご理解とご協力をお願いします。
薬剤をヘリコプターから噴霧する方法ではありません。
令和3年11月26日から11月27日の2日間
9時から15時
詳細は別添「航空防除チラシ」をご確認ください。
長崎県農産園芸課環境班
電話番号:095-895-2933
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