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更新日:2024年6月12日
学ぼう!正しい安全知識~機械作業の安全対策と熱中症の予防策~
近年の温暖化の影響により、農作業死亡事故における熱中症による死亡者の割合は増加傾向にあります。
次のことに気をつけて作業を行いましょう。
気温が高くなっている状況での作業は極力避け、日陰や風通しのよい場所、エアコンが効いた部屋で行えるものにしましょう。
のどの渇きを感じる前にこまめな水分補給をしましょう。水分だけではなく、塩分の補給も心がけましょう。
熱中症になってしまった際は、早期発見、対処が必要です。なるべく2人以上で作業し、お互いが視界に入るように作業をしたり、時間を決めて声をかけあうなど、作業者に異常がないか定期的に確認できる環境で作業しましょう。
熱中症対策として、アイテム活用をすることでリスクを下げることができます。
【参考】
農業機械作業に係わる死亡事故の要因として「機械の転落・転倒」が約半数を占めている状況です。
日頃から安全意識を持って、農業用機械・器具の日常点検や適正な操作などを行いましょう。また、安全な作業の実施に心がけるとともに、周辺環境にも配慮しましょう。
機械の原動機、回転軸、歯車、プーリー、ベルトなどは、接触することにより巻き込まれまたは引き込まれるなどの危険があります。機械の掃除、給油、点検等の作業は機械の動力を遮断して行いましょう。
正しい取り扱い方法や必要な保護具を確認し、使用しましょう。また、容器、包装に絵表示があるときは、取り扱いに注意しましょう。
フェイスガード、防振手袋、すね当ておよび滑りにくい作業靴(斜面ではスパイク付き作業靴など)を着用しましょう。農薬や希釈液をペットボトル等飲食品の空容器に移し替えないようにしましょう。
シートベルト、ヘルメットは必ず装着しましょう。
乗車する前に安全フレームを立て圃場の外では、左右の独立ブレーキペダルを連結しましょう。
農業機械や農業設備を使用するときは、取扱説明書に定められた項目について点検しましょう。
4S(整理・整頓・清掃・清潔)活動で安心で安全な環境をつくりましょう。
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