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更新日:2021年8月13日

セルフメディケーションについて

セルフメディケーションとは

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任をもち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)です。

日頃から、自分の健康状態を把握しながら生活習慣の改善に取り組み、市販薬など上手に活用しながら風邪のひきはじめや頭痛、軽度なけがの時に自ら治療することもセルフメディケーションにあたります。

セルフメディケーションのメリット

  1. 健康管理の習慣が身につく
  2. 医療や薬の知識が身につく
  3. 病気により、医療機関で受診する手間と時間が省かれる
  4. 通院が減ることで、全体の医療費の増加を抑制できる
  5. セルフメディケーション税制での所得控除を使って減税できる

セルフメディケーションへの取り組みのご提案

  • 特定健診や定期健康診断の活用
    まずは、自分の体の状態を知ることが大切です。健康診断などは、体の変化・状態、病気の予防・早期発見のための情報を得る大切な機会となります。40歳以上の人を対象とした「特定健診」や勤務先で実施する定期健康診断を活用しましょう。
  • 健康管理の習慣化
    普段から、適度な運動と栄養バランスのよい食事、十分な睡眠を確保し、体の自然治癒力を高めておきましょう。また、家庭でも、体重や体脂肪、血圧、体温などを確認し、推移を記録しておくことも、健康状態の把握に役立ちます。
  • OTC医薬品(市販薬)の活用
    OTC医薬品とは、医師の処方箋がなくても、薬局・ドラッグストアなどで購入できる医薬品(市販薬)のことです。日頃から自分の健康管理に努めていても、仕事・家事の疲れや天候などにより、体調不良になってしまうことがあります。風邪のひきはじめや軽微なケガの時に、OTC医薬品など上手に活用することもセルフメディケーションの取り組みになります。OTC医薬品を活用する際には、薬剤師と相談・確認しながら選択しましょう。

セルフメディケーション税制について

セルフメディケーション税制を活用するためには、確定申告をする人が定期健康診断などを受けることが必要です。そのうえで、確定申告をする人や、そのご家族が薬局・ドラッグストアなどで購入した特定のOTC医薬品の合計が年間1万2,000円を超えた場合に、超えた金額(8万8,000円が限度)について、その年の総所得金額から控除を受けることができます。

(定期健康診断などとは、特定健康診査、インフルエンザの予防接種、勤務先で実施する定期健康診断、保険者が実施する健康診査、市町村が実施するがん検診などのこと。)

  • すべての医薬品が控除対象となるわけではありません。対象医薬品は厚生労働省のホームページで掲載しているほか、対象医薬品のパッケージにこの税制の対象である旨を示す識別マークを掲載しています。確定申告時にはレシート・領収書が必要ですので、大切に保管しておきましょう。
  • 市の特定健診やがん検診、定期健康診断、予防接種などを受けているなど健康の保持増進・疾病予防に取り組んで、確定申告をする人が対象となります。
  • 詳しい内容は、厚生労働省などのホームページにてご確認ください。
  • 「セルフメディケーション税制による医療費控除の特例」を選択する場合には、通常の医療費控除の適用を受けることはできません。

よくある質問

お問い合わせ

福祉保健部国保けんこう課健康づくりグループ

856-8686 大村市玖島1丁目25番地 本館1階

電話番号:0957-53-4111(内線:140)

ファクス番号:0957-53-5572