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更新日:2024年4月11日

校長室より

校訓

 「敬愛 自立 規律 健康」

学校教育目標

 「ものにする ものを言う ものに成る」

信条

 創造する喜び 感動する心

 玖島魂「故郷ひらき 世をひらく」
 ~瞳に輝き 額に汗 くちびるに歌 心にふるさと~
 

学校スローガン

 あいさつ」「校歌」「笑顔」が輝く学校

ごあいさつ

 令和6年度は、1年生5学級、2年生4学級、3年生4学級、特別支援学級4学級の全校生徒453名で学校生活がスタートしました。
 今日まで本校は、校訓「敬愛 規律 自主 健康」を念頭に置き、玖島中学校のこれまでの思い、営みを大切に教育活動を積み重ねてきた成果として、品格のある落ち着いた生活態度と学習に向かう姿、学校行事や部活動に熱意をもって取り組む姿となって表れています。加えて本校の信条「創造する喜び 感動する心」を胸に、日常に設えた一つ一つの教育が、やがて非日常として大きく華ひらくことを期して、生徒中心の教育に徹しています。
 生徒は礼儀正しく素直です。その良さは、おとなしい姿、率先した行動やチャレンジすることに躊躇する姿、声に出さない姿、表現力や覇気にやや欠ける姿となり、課題として浮き彫りとなっています。そこで、「ものにする ものを言う ものに成る」を学校教育目標に掲げ、生徒の育成を目指し、教育活動を展開してます。
 「ものを言う」ためには、教科の学習をはじめ、行事や部活動などで得た知識や体験、先輩や後輩、友達との関わりの経験など、日々の積み上げを「ものにする」ことができていることが大前提です。
 「黙っていること」、「多くを語らないこと」、「奥ゆかしさ」等が美徳とされる時代が日本には続いてきたように思います。しかし、生徒たちは、これからこの予測困難な社会、知識基盤社会化やグローバル化の中で、自分の考えや思い等をはっきりと伝え、国際社会や日本社会、また、世の中を生き抜いていかなければなりません。一方では、イヤなことはイヤと言う強い意志、心も必要です。
 令和4年4月1日から成人年齢を「20歳」から「18歳」にする民法や少年法が施行されました。本校を巣立ち、高校を卒業する頃には、保護者の同意なしに様々な契約や選択が可能となります。自由という権利を得ながらも、一歩間違えば欺されたり、陥れられたり、辱められたり、自ら誤ったり、取り返しのつかないことをしたり……する可能性もあります。生徒たちには、自らの判断で生き、自らの考えを声に出していく。周りの人と折り合いを付けながらより良く生きていく。そのような力を身につけさせたいと考えます。
 昭和41年に「三浦中」、「鈴田中」、「大村中」が1つとなり玖島中学校ができました。本校の校歌には、玖島中が多良岳や大村湾を臨み、澄んだ空気や美しい自然に囲まれた素晴らしい環境にあることを簡潔明瞭に表現し、加えて、3番では、歴史にあふれる大村の様々な偉人たちの功績を偲べば、君には「故郷ひらき、世をひらく者に成る決意があるか?」と問いかけています。本校の全教育活動を通して「故郷ひらき 世をひらく」玖島魂を生徒一人一人の心に根付かせなければなりません。
 大切な生徒でもあり、可愛い後輩でもある子供たち453名の「ものにする ものを言う ものに成る」の実現に向け、「瞳を輝かせて学び、額に汗して働き、くちびるに歌を忘れることなく、ふるさとを心にしっかりと宿す」挑戦が今年も始まります。33名の教職員との「共創」を常として、保護者、地域の皆様のご支援、ご協力を賜りながら、生徒一人一人の「学力保障」と「人間性・社会性の涵養」を期して、教育活動を展開したいと考えております。今年度も、本校の子供たちのためにお力添えいただきますようお願いいたします。

令和6年4月 
大村市立玖島中学校
校長 大場 祥一


 
 
  

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