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更新日:2024年6月19日
玖島城跡の南堀と長堀を利用した花菖蒲園は、5月下旬から6月上旬に江戸系、肥後系、伊勢系の171種類、約10万株およそ30万本のハナショウブが見頃を迎えます。
絨毯を敷き詰めたように色とりどりに咲く花菖蒲園は、城跡の石垣や板敷き櫓の白壁と見事に調和してたいへん見応えがあります。
江戸後期から東京の堀切を中心に改良された品種で主に庭園に群生させて総合的な美しさを鑑賞したところに特徴があり、花はあっさりとしていて、江戸っ子好みのキリっとした粋な感じのものが多い。
江戸系を改良し、鉢植えの室内鑑賞を対象に発達した品種で幅広い花弁が、すきまなくゆったり垂れ、全体に力強く堂々とした風格に特徴があります。
伊勢松阪を中心に発達した品種でちりめん地の花弁が深く垂れ、「くも手」といってめしべの先端がトサカ状に切れているのが特徴。女性的で繊細な美しさに溢れています。
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