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更新日:2024年1月17日
大正末期頃、大村市黒丸町の黒田正氏が日本農林社から丸山五寸を導入。長崎五寸も同地帯に栽培され、昭和10~20年に黒田・吉田両氏が採種を繰り返している間に自然交雑したものを、肩部、尻詰まり、芯のいろなどを改良して育成されました。この品種は、耐暑性が非常に強く、草勢の旺盛な夏播き型品種です。根色はニンジン品種中、最も濃く、中心部まで濃紅橙色(紅心)で、カロチンを非常に多く含みます。肉質は軟らかく、ニンジン臭もありません。食味は最高であり、特に生食やジュースなど、ヘルシー食品に最適です。
「黒田五寸人参」の原種を守り続けるために結成された黒田五寸原種育成会は、現在会員が5人います。
黒田五寸人参の特徴やできるまでが、分かりやすい漫画になりました。
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