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更新日:2016年1月1日

がん検診のメリットとデメリット

近年、がんになる人が増加しており、また死亡の重大な原因となっています。多くの人ががん検診を受けることで、そのがんによる死亡を確実に減少させることができます。

がん検診の基本条件として次のことがあげられます。

  1. 多くの人を対象として行うことのできる検査方法があること
  2. 検査が安全であること
  3. 検査の精度がある程度高いこと
  4. 発見されたがんについて治療法があること

大村市ではこれらの基本条件をみたす胃がん、肺がん、大腸がん、子宮がん、乳がんのがん検診を実施しています。

がん検診には、次のとおりメリットとデメリットがありますが、総合的にみて、メリットが明らかにデメリットより大きいと判断されます。

(1)がん検診のメリット

がん検診の最大のメリットは、早期発見・早期治療による救命の効果です。症状があって外来を受診した場合には、がん検診と比べ、進行したがんが多く発見されます。また、進行がんは、臓器によって程度が違いますが、治すことができない場合が多くなります。

一方、がん検診は症状のない健康な人を対象にしていることから、早期がんが多く発見されます。早期がんは、発見されたがんに対する効果的治療法が確立していることにより、そのほとんどが治り、しかも軽い治療ですみ、救命が可能になります。

がん検診によってがんが早期に見つかるばかりでなく、いわゆる前がん病変が発見されることがあります。子宮頸がんにおける異型上皮、大腸がんにおける大腸腺腫(ポリープ)などがその例です。このような前がん病変は、それを治療することでがんになることを防ぐことができます。

(2)がん検診のデメリット

ひとつめは、がん検診でがんが100%見つかるわけではないということ。どのように優れた検査でも、100%の精度ではありません。がんの種類や検査の精度によって異なりますが、がんは一定の大きさになるまで検査で発見することはできません。がんそのものが見つけにくい形であったり、見つけにくい場所に出たりする場合もあります。このため、ある程度の見逃しは、どのような検診であっても起こってしまいます。

ふたつめは、結果的に不必要な治療や検査を招く可能性があるということ。検診では、本来生命状態に影響しない、微小で、進行がんにはならないがんを見つけることがあります。これを「過剰診断」といいます。今のところ、このようながんと普通のがんを区別することはできません。そこで早期に治療することを重点に考えた場合、このようながんにも手術などの治療を行わざるを得ないことになります。

また、がん検診によってがんの疑いがあると判定され、精密検査を行ってもがんがない場合も多くあります。これを検診での「偽陽性」といいます。この「偽陽性」はある程度までは避けようがなく、精密検査を行ってはじめてそれとわかるもので、精密検査をしないわけにはいきません。早期発見・早期治療のためにはある程度やむを得ないことですが、結果的にみれば不必要な治療や検査が行われることがあります。

がん検診の目的は、早期発見によりそのがんで死亡する可能性を減少させることです。

「自分のために。そして、大切な家族のために、がん検診を受けましょう」

よくある質問

お問い合わせ

福祉保健部国保けんこう課健診グループ

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