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更新日:2021年8月30日

松原鎌・包丁

800年程前、日本の国では、源氏と平氏の2大勢力が争いを続けていましたが、次第に源氏の力が強くなり文治元年(1185)壇ノ浦(山口県)の合戦で平氏は敗れてしまいました。もともと、刀鍛冶として大和の国(奈良県)に住んでいた並衡行春氏は、刀工として平氏一門に入り、合戦に敗れた後は、源氏の追討を逃れて日向の国(宮崎県)に身を隠しました。1400年時代になると、日本は各地の領主の勢力争いが激しくなり(戦国時代)刀剣の需要も多くなってきました。松原村郷土誌によると、「文明6年(1474)並衡氏の子孫が日向の国から、肥前の国大村(長崎県)の松原に来て八幡神社の境内で刀を鍛え、また、農民の要望に応じてこの時に初めて月型の鎌が造られた」と記してあります。
500年の伝統を持つ松原鎌・包丁は切れ味と粘り強さを備えた極上の手打ち庖丁です。ご家庭用として、またご贈答用としても喜んでいただける逸品です。

松原鎌・包丁の製作のようす

松原包丁の写真

 

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