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更新日:2022年9月27日
AED(Automated.External.Defibrillator:自動体外式除細動器)は心臓に電気ショックを与え、動きを取り戻すための機器です。突然の心停止は、心臓がブルブルと細かくふるえる「心室細動(しんしつさいどう)」によって生じることが多く、できるだけ早く対応することが重要です。
救急救命士や医師による治療が実施される前に、現場に居合わせた人が心肺蘇生法を行いAEDを活用することで患者の救命率は格段に高くなるといわれています。
AEDの設置してある施設をご確認いただき、万が一、誰かが突然倒れた場合にはAEDを活用して救命に役立ててください。
AEDは、音声により指示があるため、操作は簡単で誰でも使うことができます。
AEDを患者に装着すると、AEDによる電気ショックが必要であるのかどうかを自動的にチェックしてくれるため、電気ショックが必要ない患者に対して作動することはありません。そのため、医学的知識のない人でも安心して使用することができます。
電源スイッチを手前に引いてフタを開けます。電源が入り、音声ガイドが流れます。
パッドを青いシートからはがし、片方を右上の上部に、もう片方を左わき腹に貼ります。
電気ショックが必要な心電図と判断すると、エネルギーの充電後ショックボタンが点滅します。
周囲の安全を確認し、ショックボタンを押します。
電気ショックを行ったあと、および電気ショックが必要ないと装置が判断したあとは、AEDの音声ガイドに従い、直ちに心肺蘇生を始めます。
詳しい救命救急の内容については、救急蘇生法の指針2020(市民用)(PDF:4,536KB)からご確認ください。
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