V・ファーレン長崎の件について

この件につきまして、6月定例議会での一般質問が中止となりましたが、市民の皆さまの関心が高い案件でございますので、現時点での市議会の状況を報告します。

まず、ご理解いただきたいのは、全議員が、本市の将来に関する重要な案件であると認識しており、議員全員協議会や3月定例議会でも多数の議員が質問を行っております。しかし、市側から納得できるような回答は、頂いていないというのが現状です。

議会は、本件に関しては、市側から提出された予算等の議案に対して、審査を行い質疑を尽くして、最終的に可否等を決定する立場にあります。現時点で1件の関連議案も上程されていない状況下で、株式会社ジャパネットホールディングスが希望されている「直接大村市議会へ説明する」場を設けることについては、全議員で協議した結果、様々な意見がありましたが、大村市議会としては場を設けないこととなりました。

ただし、6月定例議会において実施した文書質問に対して、できるだけ早い時期に関連予算議案を上程すると市側から回答があっており、その際は審議を十分行い、しっかり判断したいと思います。
また、市側においても、今までの質問に対する回答を精査され、市民が納得できるよう説明責任を果たされることを期待しております。

令和2年6月19日
大村市議会議長 伊川 京子