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更新日:2021年1月22日

【消費者庁】食品による子どもの窒息・誤嚥事故に関する注意喚起について

消費者庁では、令和3年1月20日に「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に関する注意喚起」を公表しました。

厚生労働省の人口動態調査によると、平成26年から令和元年までの6年間に、食品を誤嚥して窒息したことにより、14歳以下の子どもが80人死亡していました。そのうち5歳以下が73人で9割を占めていました。
特に注意が必要なのは、奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではない子どもが豆やナッツ類を食べると、のどや気管に詰まらせて窒息してしまったり、肺炎を起こしたりするリスクがあることです。

ピーナッツを誤嚥した事故事例では、ピーナッツが肺の入口である気管支まで入り、手術が必要になりました。

窒息・誤嚥事故防止のため、次のことに注意しましょう

  1. 豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせないでください。
    喉頭や気管に詰まると窒息しやすく、大変危険です。小さく砕いた場合でも、気管に入りこんでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。
  2. ミニトマトやブドウなどの球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあります。
    乳幼児には、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせましょう。
  3. 食べているときは、姿勢を良くし、食べることに集中させましょう。
    物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります。
  4. 節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底しましょう。

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