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更新日:2019年8月1日

7月

大村市で輝く農家をPRするカレンダー。

カレンダーに収まりきらなかった農業者の「想い」や「頑張り」を紹介します。

肥育牛・繁殖牛飼養

北嶋邦明さん(写真左側)・川口龍彦さん(写真右側)

北嶋さんと川口さん

農業と自分

北嶋邦明さん

1972年生まれの47歳。大学(生物資源科学部)卒業後、1996年24歳で就農。繁殖農家の川口さんとは、幼稚園からの幼馴染で適度の距離感がある仲間。「くされ縁」だと笑いながら川口さんを紹介してくれました。

就農は川口さんと同じ「ごく自然」。

「今と違って昔は、「濡れ子」と言って生後1週間ぐらいの子牛を購入し大きくしていました。毎朝乳を飲ませてから学校へ行き、帰ってからも世話をしていました。牛が大きくなる過程を目の当たりにして育ちましたね。」

「成功するために取り組んだことは?」との問いに対して、「まだ成功はしていないけど、日々の作業の積み重ねを大事に、一つ一つの作業をこなすことが成功への道に繋がると思います。20か月飼養する、気の長い仕事です。」と答えてくださいました。

現在、JAながさき県央農協肥育牛部会大村支部の副支部長として活躍。

川口さんへひと言

「管理のしやすい、病気をしない、餌をよく食べる、肉質のいい脂質のある子牛をよろしくね。」

川口龍彦さん

1971年生まれの47歳。農業高校を卒業後、北海道にある酪農学園で半年学び、会社員を経て2001年30歳で就農。肥育牛農家の北嶋さんとは幼稚園からの幼馴染で、「農業辞めようかな」と一度だけ考えた時も相談し解決まで導いてくれた仲。

就農のきっかけは北嶋さんと同じ「ごく自然」。

「小学生の頃は酪農が主流でした。乳しぼりが終わった牛の上に乗ってよく遊んでいましたね。牛は嫌がる訳でもなく乗せてくれていました。牛は可愛いです。」と畜産農家3代目は目を細めながら話してくれました。

自分の牛は「ストレスがかからないように育てている」と胸を張ります。

川口さんが育てた子牛を北嶋さんが購入し、成牛に育てることもこれまで何度もあり、「大村生まれの大村育ち」を目指してお互い協力されています。

北嶋さんへひと言

「事故なく育てて、無事に出荷できるよう祈っています。肉にしてあげてください。」

「牛」と似ているところ

北嶋さん:よく人から牛の顔に似ていると言われます。「牛飼い面(うしかいつら)」だとも。

まつ毛が長くて目が大きいからだと思いますが、なんだか嬉しいです。

妻も最近「子牛」に似ていると言われ始めました。

川口さん:「食っちゃ寝、食っちゃ寝」してストレスなしで羨ましいなと思います。

のんびりしているところがよく似ています。

カレンダー掲載の「好きな言葉」とその理由

北嶋さんの好きな言葉「雲外蒼天」

北嶋さん:「雲外蒼天(うんがいそうてん)」

困難を乗り越え、努力して克服すれば、爽やかな青空が望めるという意味。

若いころからの座右の銘として、苦しい時も我慢してがんばってきました。明るい未来を暗示しているので大好きな言葉です。

川口さんの好きな言葉「適当」

川口さん:「適当(てきとう)」

この言葉は、「ちょうどよく合うこと、程よいこと」と「いい加減、雑」の2つの意味がありますが、自分は時・場所・場合に応じてうまく回していくといった意味で好きです。

就農と父

北嶋さん:父から「牛のことは牛に聞け」と教わりました。

「熱はないか、病気はしてないか、餌は残してないか、今どんな状態か、牛の観察をしっかりしろ。牛飼いとしての柱だ」と。

「周りに感謝の気持ちを持って」と「お蔭さま」が父の口癖。父は人に恵まれており、人脈・人徳には頭が下がります。

2017年9月、宮城県で開催された「第11回全国和牛能力共進会」において、7区肉牛群で全国第2位、肉のサシの入り方を見る交雑脂肪の形状賞「特別賞」のW受賞。5年に一度の和牛日本一を決める大会で、就農23年目の栄光を父と共に受けることができました。父の牛飼いとしての集大成。これで名実ともにバトンを受けとれると、確信と自信を得ることができました。

川口さん:飼養面では良い牛を沢山育ててきています。

体も「でかい」けど、一言で言っても「でかい」人。思い切りの良い投資ができるスケールの大きい人です。

父に追いつき、追い越したいと思います。

農業の魅力

北嶋邦明さん

北嶋さん:かっこよく言えば、日本の食を底辺で支えている自負心を持っています。使命感を持って取り組める職業です。

川口龍彦さん

川口さん:やったらやっただけ返ってくる職業です。自由な時間も作ろうと思えば作ることができる。それが魅力です。

挑戦と夢

北嶋さん:2022年、鹿児島県で「第12回全国和牛能力共進会」が開催されます。前回は父の名前でエントリーしましたが、次は自分の名前でエントリーして、関係機関と一緒に「日本一」を勝ち取りたいです。

県内では2代続けて出展している事例はありますが、2代続けての入賞はありません。

「日本一」に向けての勝負は、もう始まっています。

川口さん:現在妻と2人で65頭を飼養していますが、まずは80頭を目指し、将来は100頭飼養で、県内繁殖農家10本の指に数えられる農家になりたいです。そのためには「雇用」が課題。法人化を視野に今勉強中です。

就農希望者へ向けた先輩の思い

就農希望者へ向けて語す北嶋さんと川口さん

北嶋さん:「ローマは一日にして成らず」

農業は地道な仕事。「根気・我慢」が必要な職業です。

また、常に周りの方々に感謝する気持ちを持ち、周りの協力なしには仕事はできないと肝に銘じて取り組んで欲しい。

川口さん:「為せば成る、為さねばならぬ何事も、成さぬは人の為さぬなりけり」

どんなことでも強い意志をもってやれば必ず結果が出ると思います。何事も挑戦することが大事。

併せて「人脈」も。

カレンダー

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お問い合わせ

産業振興部農林水産振興課農業経営室

856-8686 大村市玖島1丁目25番地 第2別館1階

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