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更新日:2022年7月28日
本日、長崎県から発表されました、大村市内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は226人でした。これまでの最高人数である昨日の158人を大きく上回りました。また県内においても、連日感染者数が多く確認をされている状況で、本日、県知事からの記者会見がありました。その記者会見のポイントと合わせて、改めて市民の皆さんにご理解ご協力をお願いします。
県内全体の入院医療体制の状況ですが、県央という欄が大村市が所管されている県央保健所のエリアです。大村市、諫早市、東彼杵3町がこのエリアになります。その中で、現在入院されてる人が27人です。県央管内は、最大でベッドを92床用意することができるので、現在、約3割のベッドを使用しているということになります。そして、県内全体の入院患者の中で、重症者は今、お1人ということです。
連日感染者数がたくさん確認されています。しかし、皆さんが入院されているということではなく、自宅やホテルなどの宿泊療養施設で、療養されてる人がたくさんいらっしゃるということ、この数字を正しく冷静にご理解いただきたいと考えています。
県の感染レベルは、現在2の2ですが、3にあげたほうがいいんじゃないか、そういったことを思われてる人もたくさんいらっしゃると思います。
そこで本日、県から「このレベルの考え方について大きく変更します。」ということで説明がありました。
これまでは、入院患者数の状況を見てレベルを変えていましたが、そうではなく、社会機能の制限状況なども踏まえて慎重に判断することが必要で、重症者が何人いるかということを参考指標にするということです。
ですから、現時点では、レベル3にするのではなく、2の2のままで、高齢者などの重症化リスクが高い人に対して前倒しで対策を打つということで説明がありました。
対策のポイントは、基本的な感染症対策、マスク、うがい、手洗いを引き続き徹底してください。そして、特にお願いしたいのが、夏場で暑いです。熱中症にも注意しなければなりません。その中で、ぜひこまめな換気を行ってください。
また、事業所などでは、出勤者を、時差出勤やテレワークによって縮減を図っていただき、さらに、帰省される人には、ワクチン接種や事前の検査をお願いしたいと考えています。
特に高齢者の皆さんについては、感染リスクが高い場所への外出を控えていただきたいと思います。
夏休みに帰ってきて親戚などで集まる、そういった中で会食されるときに、高齢者がいらっしゃるときは、会食は控えていただき、高齢者の皆さんを守っていくということに、ご理解ご協力をよろしくお願いします。
くわえて、会食をされる際は、マスク会食をしていただきたいと思います。
最後になりますが、大村市においても、長崎県においてもワクチン接種を皆さんにお願いしています。自分の命を守るために、家族や周囲の皆さんを守るために、そして、長崎県の医療体制を守るために、積極的なワクチン接種にご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
令和4年7月28日
大村市長 園田 裕史
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