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更新日:2021年11月17日
ポリオウイルスは口から入り咽頭や小腸の細胞で増殖します。ポリオウイルスに感染するとかぜのような症状があり、発熱、頭痛、嘔吐が現れ、ウイルスが血液を介して脳・脊髄へ感染が広まることがあります。また、手足の麻痺を起こすこともあり、麻痺症状が進行すると呼吸困難により死亡することがあります。
平成24年までは、集団接種を行っていましたが、現在は指定医療機関での個別接種となっています。すでに生ワクチンを1回接種した人は、不活化ポリオワクチンを3回接種することになりますが、初めての人は、四種混合ワクチンをおすすめします。
生後3か月~90か月(7歳5か月)未満
初回接種:生後3か月~生後12か月
追加接種:初回接種終了後12~18か月後が望ましい
初回接種:20日から56日までの間隔をおいて3回皮下接種
追加接種:1回皮下接種(初回接種終了後12月に達した時から18月に達するまでの期間)
不活化ポリオワクチン
四種混合ワクチン
主な副反応としては、痛み、淡紅色の発疹、腫れ、発熱(37.5度以上)、強い眠気、不機嫌になりやすいなどの症状があります。重大な副反応として、ショック、アナフィラキシー(アレルゲンなどの侵入により、複数臓器にアレルギー症状が引き起こされ、生命に危機を与え得る過敏反応)、けいれんが現れることがあります。
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