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更新日:2026年4月30日
麻しん、いわゆる「はしか」は、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100パーセント発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。先進国でも、1,000人に1人が死亡すると言われる注意が必要な感染症です。
日本は、2015年にWHOにより麻しんの排除認定を受けていますが、近年諸外国で麻しんの流行が報告される中、本年1月からの国内の発生報告数は、299例(2026年第15週時点での暫定値)であり、2020年以降最多となっています。
また、海外での流行が継続しており、急激な感染拡大がみられる国・地域も存在しています。これを背景として、諸外国を推定感染地域とする輸入事例が報告されているほか、国内においても、イベント会場、飲食店、家庭、学校などでの二次感染を含む感染伝播事例が発生しており、海外渡航前後を通じて注意が必要です。
大型連休に向けて、海外に渡航する人などは接種歴を確認し、任意接種をご検討ください。
麻しん(はしか)についての詳しい情報は、次のリンクをご確認ください。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発しんが出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
空気感染、飛まつ感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。
周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。
手洗い、マスクのみで予防はできません。
麻しん含有ワクチンが最も有効な予防法といえます。また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しん含有ワクチンの接種をすることで、麻しんの発症を予防できる可能性があります。
ワクチンを接種することで、95パーセント程度の人が免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることで1回の接種では抗体が充分に産生されなかった人の多くに免疫をつけることができます(定期接種対象者は無料、それ以外の人は任意接種として有料で接種を受けられます)。
定期接種対象者については、次のリンクをご確認ください。
予防接種(麻しん風しん混合)
麻しんを疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡した上で、医療機関の指示に従って受診してください。
感染拡大防止のため、受診の際は公共交通機関の利用をできる限り避けるよう、ご協力をお願いします。
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