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更新日:2021年9月14日

アライグマの被害防除について

アライグマについて

  • 原産地:北アメリカ原産で1970年代に飼育個体の逃亡や遺棄などにより自然繁殖、全国で生息が確認されています。
  • 形態:タヌキによく似ているが、眉間の黒い筋や尾の縞模様、手足の形状が異なります。体長65~90センチ、体重4~10キロ、縞模様のふさふさとした長い尻尾が特徴です。
  • 食性:雑食性で植物の種子、果実などから小型の哺乳類、鳥やカエル、カニや昆虫まで幅広い食性があります。
  • 繁殖:年に1回、5月頃に3~6頭の子を出産し、通常1年で性成熟します。
  • 行動:夜行性で、なわばりを持たず、冬眠しません。メスは子供を連れて行動します。

アライグマ画像

生息状況

大村市では、平成23年10月に松原地区野岳町で初の捕獲。

以来、捕獲頭数が増加し、生息数は不明であるものの、生息地域を拡大させながら増加傾向にあると推測されます。

捕獲状況

平成30年度56頭、令和元年度114頭、令和2年度は115頭が捕獲され、捕獲数は増加傾向です。特に萱瀬地区で多く捕獲されています。

詳細は次の捕獲集計表および捕獲位置図で確認してください。

被害状況

主にみかん、ぶどう、イチゴ、スイカ、落花生、およびとうもろこしなどの食害が報告されています。

とても手先が器用なため、他の動物と違い特徴的な食害跡が多くみられます。

食害の写真

みかんの食害

みかん食害の写真

スイカの食害

すいか食害の写真

被害対策について

市が策定した「大村市アライグマ防除実施計画書(PDF:304KB)」について、農林水産省および環境省から確認を受けているため、市が主催する「アライグマ被害防止研修会」を受講することで、狩猟免許をもっていない人でも、年間を通して大村市内全域でのアライグマの捕獲が可能となっています。

アライグマ被害防止研修会

アライグマの生態や習性、捕獲についての注意などについて説明します。

平成29年度は9月に中央公民館と萱瀬住民センターで開催しました。

平成30年度は7月に中央公民館と11月に市役所会議室で開催しました。

令和元年度は7月1日に中央公民館大会議室で開催しました。

令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため書面にて実施しました。

令和3年度も令和2年度と同様に書面での実施を予定しています。

個別の対応はできますので、電話などでお気軽にお尋ねください。

捕獲技術について

アライグマについての注意

アライグマは愛らしい外見と異なり、非常に獰猛です。

噛む力も強く、鋭いキバを持っていますので、不用意に触れると大怪我をする可能性があります。

縞模様の尻尾を持つ動物を見た場合は充分にご注意ください。

よくある質問

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お問い合わせ

産業振興部農林水産振興課農地保全グループ

856-8686 大村市玖島1丁目25番地 第2別館1階

電話番号:0957-53-4111(内線:255)

ファクス番号:0957-54-9567