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更新日:2022年4月6日
国の方針により、平成25年6月14日から差し控えていた定期接種の積極的な接種勧奨が再開されました。
また、これまで積極的勧奨の差し控えにより接種の機会を逃した人への救済策「キャッチアップ接種」については、今後厚生労働省の予防接種・ワクチン分科会で議論されますが、方針が決まり次第、お知らせします。
HPVワクチンに関する情報については、次からご確認ください。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、ヒトにとって特殊なウイルスではなく、多くのヒトが感染します。HPVに感染しても、多くの場合ウイルスは自然に排除されますが、その一部が数年から十数年間かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。
サーバリックスとガーダシルの2種のワクチンがあり、どちらか一つを選び、3回接種します。ワクチンの種類は、接種開始後、変更することができませんのでご注意ください。
注射した部分の痛み、腫れ、赤み、かゆみ、出血、不快感、疲れた感じ、頭痛、腹痛、筋肉や関節の痛み、じんましん、めまいが起こることがあります。まれに緊張や不安などをきっかけに気を失う、呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー(アナフィラキシー)、手足の力が入りにくい等の症状(ギラン・バレー症候群という末梢神経の病気)、頭痛、嘔吐、意識低下などの症状(急性散在性脳脊髄炎(ADEM)という脳などの神経の病気)が起こることがあります。
接種後に気になる症状が現れたら、まずは接種した医療機関に受診をお願いします。
接種した医療機関において対応が困難な場合など、より専門的な診療が必要な場合においては、接種した医療機関へ相談いただき、協力医療機関へ受診することができます。
(注記)協力医療機関とは、子宮頸がん予防ワクチン接種後に広範な疼痛または運動障害を中心とする多様な症状を呈する患者に対して、より身近な地域において適切な診療を提供するため、都道府県単位で選定した医療機関のことです
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