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更新日:2023年6月2日

予防接種(子宮頸がん予防ワクチン)について

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、ヒトにとって特殊なウイルスではなく、多くのヒトが感染します。HPVに感染しても、多くの場合ウイルスは自然に排除されますが、その一部が数年から十数年間かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)を接種しましょう

国の方針により、平成25年6月14日から差し控えていた定期接種の積極的な接種勧奨が再開されました。

定期接種の対象年齢の人に、子宮頸がん予防ワクチンのお知らせを通知しています。

子宮頸がん予防ワクチンのご案内(PDF:870KB)

対象(定期接種)

小学校6年生から高校1年生相当の年齢の女子

接種回数

3回

HPVワクチンのキャッチアップ接種について

勧奨を差し控えている間に定期接種の機会を逃した人への対応として、接種の機会が提供されることとなりました。

対象者には、令和4年7月8日に発送しました。

接種を希望する人は、接種について、次のリーフレットなどを事前に確認した上で接種してください。

対象(キャッチアップ接種)

平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女子で接種当日大村市民の人

(現在、定期接種の人で平成18年4月2日から平成20年4月1日生まれの女子も、順次キャッチアップ接種の対象となります)

接種回数

3回(過去に1回または2回接種した人は、残りの回数のみ)

実施期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

自費でHPVワクチンを接種された人(償還払い)

キャッチアップ接種対象者の人で、定期接種の年齢を過ぎてHPVワクチンを自費で受けた人へ接種費用の払い戻しを行います。

償還払いの対象者

次の項目を満たす人が対象となります。

  1. 令和4年4月1日時点で大村市に住民登録があること
  2. 高校2年生相当になる年度の初日から令和4年3月31日までに自費でHPVワクチンを接種した人

実施期間

令和7年3月31日まで

申請の手続き

申請書と次の書類の提出が必要となります。

申請な必要な書類

  1. ヒトパピローウイルス感染症にかかる任意接種償還払申請書兼請求書(様式第1号)
  2. 被接種者の氏名・住所・生年月日が確認できる書類の写し(住民票、運転免許証、健康保険証など)
  3. 振り込み希望先金融機関の通帳またはキャッシュカードの写し
  4. 接種費用の支払いを証明する書類(領収書または明細書、支払証明書など)の原本
  5. 接種記録が確認できる書類(母子健康手帳の「予防接種の記録」欄)の写し

4の書類を添付することができない場合は、「ヒトパピローマウイルス感染症にかかる任意接種費償還払申請用証明書(様式第2号)」(PDF:247KB)を提出してください。

申請先

大村市こどもセンター(こども家庭課)8時30分~17時15分

子宮頸がん予防接種の受け方

ワクチンの種類

9価ワクチン(シルガード9)が令和5年4月1日から定期接種の対象となりました。

これまでのサーバリックスとガーダシルの2種類のワクチンに加え、シルガード9も定期接種として受けることができます。

  • (シルガード9)9種類のHPVの感染を防ぐワクチン。子宮頸がんの原因の80~90パーセントを占める、7種類のHPVの感染を予防することができる9価ワクチン
  • (ガーダシル)国内外で子宮頸がん患者から最も多く検出されるウイルスと尖圭コンジローマ(良性のイボが性器や肛門のまわりにできる病気)や再発性呼吸器乳頭腫症(のどにイボができる病気)の原因となるウイルスに対する抗原が加えられた4価ワクチン
  • (サーバリックス)国内外で子宮頸がん患者から最も多く検出されるウイルスに対する抗原を含んでいる2価ワクチン

交互接種について

  • HPV予防ワクチンの接種は、原則同じ種類のワクチンで実施します。ただし、サーバリックスまたはガーダシルで規程の回数の一部を完了し、シルガード9で残りの回数の接種を行う交互接種については、医師とよく相談した上であれば、実施して差し支えないこととされています。
  • 現時点において、交互接種における免疫原性や安全性に関する懸念は報告されていません。
  • サーバリックスまたはガーダシルで接種を開始し、シルガード9で接種を完了する場合は、シルガード9の接種方法に合わせ、1回目と2回目の間隔を1カ月以上、2回目と3回目の間隔を3カ月以上あけて接種します。

接種間隔

シルガード9
  • 2回接種の場合(初回を15歳未満で接種した人のみ)

2回目:初回から5カ月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6カ月後に接種)

2回目の接種が初回から5カ月未満の場合は、3回目の接種が必要になります。

その場合、3回目は2回目の接種から3カ月以上間隔をあけて接種します。

  • 3回接種の場合

2回目:初回から1カ月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から2カ月後に接種)

3回目:2回目の接種から3カ月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6カ月後に接種)

ガーダシル

2回目:初回から1カ月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から2カ月後に接種)

3回目:2回目の接種から3カ月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6カ月後に接種)

サーバリックス

2回目:初回から1カ月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は初回から1カ月後に接種)

3回目:初回から5カ月以上、かつ、2回目の接種から2カ月半以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6カ月後に接種)

接種できる医療機関

事前に各医療機関にお電話でお問い合わせください。

その他注意点など

  • 予防接種実施指定医療機関へ予約し、母子健康手帳をご持参ください。
  • 予診票は医療機関にあります。
  • 母子健康手帳の紛失などで接種状況がわからない場合は、こどもセンターへお問い合わせください。
  • 年間を通じて接種できますので、体調の良い時に接種してください。
  • 接種対象年齢であれば、接種料金は無料です。

副反応について

注射した部分の痛み、腫れ、赤み、かゆみ、出血、不快感、疲れた感じ、頭痛、腹痛、筋肉や関節の痛み、じんましん、めまいが起こることがあります。まれに緊張や不安などをきっかけに気を失う、呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー(アナフィラキシー)、手足の力が入りにくいなどの症状(ギラン・バレー症候群という末梢神経の病気)、頭痛、嘔吐、意識低下などの症状(急性散在性脳脊髄炎という脳などの神経の病気)が起こることがあります。

予防接種後に副反応が生じた場合

接種後に気になる症状が現れたら、まずは接種した医療機関に受診をお願いします。

接種した医療機関において対応が困難な場合など、より専門的な診療が必要な場合においては、接種した医療機関へ相談いただき、協力医療機関へ受診することができます。

(注記)協力医療機関とは、子宮頸がん予防ワクチン接種後に広範な疼痛または運動障害を中心とする多様な症状を呈する患者に対して、より身近な地域において適切な診療を提供するため、都道府県単位で選定した医療機関のことです。

予防接種後に症状が生じた人への相談窓口

次のいずれかに相談してください。

  • 不安や疑問がある、困ったことがあるなど、一般的な相談窓口:長崎県福祉保健部医療政策課(電話番号:095-895-2466)
  • 学校生活に関するご相談:長崎県教育庁体育保健課(電話番号:095-894-3395)

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)に関する情報

HPVワクチンに関する情報については、次からご確認ください

よくある質問

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お問い合わせ

こども未来部こども家庭課親子けんこうグループ

856-0832 大村市本町413番地2 大村市こどもセンター

電話番号:0957-54-9100

ファクス番号:0957-54-9174