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更新日:2024年3月31日

スマート農業

スマート農業とは、IoT(Internet of Things)やAI(Artificial Intelligence(人工知能))などの最新技術を駆使した新しい農業のことです。農業で課題となっている高齢化や人材不足、後継者不足などの問題を、テクノロジーを利用した労働の省力化や効率的な栽培を実現することで解決を目指すものです。

大村市では令和5年3月に第2期大村市農業基本計画を策定し、スマート農業の導入を推進しています。

メリット

  • 農作業の省力化
  • コスト削減
  • 生産性と品質の向上
  • 熟練者の技術、ノウハウのデータ化

課題

  • 導入するための初期投資が高い
  • 安定したネット接続などが必要なため、通信環境を整える必要がある
  • スマート農業導入のための知識、ICT機能を使いこなすためのデジタル技術の習得が必要
  • 短期間での成果が見込めないため、中長期を見据えた計画が必要

本市の導入事例

環境測定装置

温度・湿度・CO2・日射量を測定し、グラフ化や集計などを行い、ハウス内環境の状態や変化を視覚的に管理できます。

環境測定値

統合環境制御盤

ハウス内外の環境情報を元に、暖房機、炭酸ガス発生装置、自動開閉換気装置を統合して制御できます。

統合環境制御盤

日射センサー比例かん水自動装置

作物が必要とするかん水量を、積算日射量から算定して、自動でかん水(かん水量、液肥濃度、投入量)する装置で、液肥も同時に施用することが可能です。

かん水自動装置1

かん水自動装置2

かん水自動装置3

炭酸ガス発生装置

炭酸ガスにより光合成速度や量が高まります。人工的に炭酸ガスを施用することで植物の生育向上、収量・品質向上につながります。

炭酸ガス発生装置

お問い合わせ

産業振興部農林水産振興課農業経営室

856-8686 大村市玖島1丁目25番地 第2別館1階

電話番号:0957-53-4111(内線:252)

ファクス番号:0957-54-9567