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更新日:2020年8月21日
所属 |
都市整備部建築課 建設グループ |
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出身地 | 大村市 |
採用年月日 | 平成29年7月1日 |
利益追求。これは民間企業で働くうえでは当然のことです。利益を追求するがあまり、真のサービス・品質を求めることが困難になってしまいます。利益追求を考えずに、お客様のニーズに最善を尽くしたい。大学卒業後、全国転勤を伴う企業で建築に携わる仕事をしていた私は、日々そう感じていました。
このような考えを実行できる仕事、それは公務員しかありません。改めて公務員への道を考えていたとき、地元の大村市が採用試験【建築職】を行っていることを知りました。
地元で働く。県外の大学に進学した時点でその考えは私にはありませんでした。しかし全国転勤を経験し、今一度考え直すと、生まれ育った地元にこれまで培った知識で貢献してみたいと思い志望しました。
どんなに優れた建築物でも、時間が経つと老朽化が進み劣化がみられます。私が所属する建築課の建設グループでは、市が所有する建築物である庁舎、文化施設、学校施設、市営住宅などの修繕、保全などが主な仕事です。他にも新たに公共建築物を新築する際や、既存建築物を修繕する際の設計・監理業務にも携わっています。委託業務だけではなく、自らの手で設計し、監理を行うことも多々あります。高い専門知識や、各種関係法令知識が要求される業務ですが、頼れる上司・先輩の手を借りながら日々奮闘しています。
大村市の公共建築物は、劣化が進んでいる建物が多く、中には小さい頃から知っている建物や、通学していた小中学校があります。これらの建築物を修繕するために自らの手で設計し、監理を行い、機能性・美観性を考えながら修繕します。こういった地元の建物を自らの手で設計・監理して修繕することには、とてもやりがいを感じています。特に母校の修繕や、あらたな公共建築物を新築するときのやりがいは格別です。ただし、知識不足などでさまざまなミスをしてしまうこともあり、この仕事の難しさを肌身をもって感じています。先輩方のフォローをいただいて一件一件解決していく中で、自身の建築士としての成長にもつながり、また、建築分野から大村市の発展に貢献できることにもやりがいを感じています。
大村って何もない。都会にあこがれる学生はそう思うでしょう。現に私もそう思っていました。
大村市は50年連続で人口が増加しています。魅力がない街が何十年も連続で人口増加するでしょうか。改めて考えてみると、空港・新幹線・高速道路・JRと、交通の便は良好。地形は平野で半径3キロメートル圏内に交通機関・病院・買い物施設が揃っており住みやすい環境。美しい夕日や、日本のさくら名所100選に選ばれる大村桜がありと、自然も豊か。近隣都市より地価が安い。他にもたくさんありますが、これらは大村に住んでいると当たり前のことのように感じます。でも実はこれってすごく魅力的なことだと、大村市を一度離れたことで気づきました。
何もないと感じている学生さんたち、実は大村市はすごく自慢できるとても魅力的な街です。
行政の建築職においては、社会環境の変化や、多様な市民ニーズを敏感かつ的確にとらえながら設計を行い、新技術なども学びながら、コスト意識とスピード感を持って業務を遂行することが大切だと考えています。
現状維持ではなく発展を続けている大村市には、そのような建築職員が求められると思います。全ての人が日常的に安全で快適に過ごすことができる建物、街づくりのために一緒に頑張りましょう。
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