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更新日:2023年12月12日
本来食べられるのにも関わらず廃棄されてしまう食品、いわゆる「食品ロス」をご存じですか。
食品ロスは、食品メーカーや卸・小売店などの食品関連事業者や、飲食店、家庭など、食に含まれるさまざまな場面で発生しています。
日本では、令和3年度の1年間で約523万トンの食品ロスが発生していると推計されており、これは、国民1人1日当たり、おおよそご飯茶碗1杯分(約114グラム)に相当する量です。
また、約523万トンのうち、約244万トンが家庭から発生しています。
食品ロスの削減は、今や日本のみならず、世界規模の課題です。
消費者も事業者も、「もったいない」という気持ちを大切にし、身近なところから食品ロスを減らしていきましょう。
家庭から出される生ごみの中には、手つかず食品が2割もあり、さらにその約4分の1が賞味期限前にも関わらず廃棄されています。買い物の前に家庭にある食品の在庫を確認し、必要なものを必要な分だけ買うようにしましょう。
余った食品は冷凍保存したり、消費期限・賞味期限をこまめに確認し、期限前に使い切るなど、食品を無駄にしないようにしましょう。
消費期限:食べても安全な期限
賞味期限:おいしく食べることができる期限
食べきれる量を作り、残さず食べるようにしましょう。
万が一料理が余った時は、お好み焼きやスープにするなどしておいしく食べきりましょう。
クックパッド「消費者のキッチン」でリメイクレシピや使い切りレシピなどを紹介しています。
次のリンクをご確認ください。
30・10(さんまる・いちまる)運動とは、食べ残しを減らすため「乾杯後の30分間は席を立たずに料理を楽しみましょう」、「宴会終了前の10分間は再度席について料理を楽しみましょう」と呼びかけを行うものです。会食・宴会時には、約7皿につき1皿相当が食べ残されているとする調査結果もあります。職場や友人との宴会などでは、積極的に30・10(さんまる・いちまる)運動を実施しましょう。
会食・宴会の幹事の皆さんはお店を選ぶときに、事前に好みや食べきることができる量を伝え、食事の量を調節できるかお店の人と相談しましょう。
会食・宴会に参加する皆さんは、料理がたくさん残ってるテーブルがあったら、他のテーブルに分けたり、大皿の料理は小分けにして食べやすくするよう、心がけましょう。
残さず食べよう。30・10(さんまる・いちまる)運動(PDF:218KB)
全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会とは、食べきり運動の普及などに取り組む自治体間の情報ネットワークを形成し、日本全体の食品ロスの削減に繋げるため、平成28年10月に設立されました。
本市においても、設立当初から本協議会に加入(令和5年10月1日現在、440自治体が参加)し、情報ネットワークを活用しながら、食品ロスの削減に向けた取り組みを進めていきます。
政府は令和元年5月31日、「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称:食品ロス削減推進法)を公布し、食品ロスの削減に関する理解と関心を深めるため、食品ロス削減月間(10月)を設けました。
本ガイドラインは、活動予定あるいは活動初期のフードバンク団体が食品寄贈者の信頼性の向上を図るとともに、フードバンク活動を運営する上で必要とされる食品の品質管理や衛生管理および関係者(食品寄贈者および食品受取者)との合意形成などについて、取りまとめたものです。
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